内容説明
都市開発に関連する巨額の利権確保のため、広域暴力団河口組系松坂組が西日本有数の歓楽街所島へ侵攻、地元最強の暴力組織仁科会との抗争が勃発した。両組織が狙うのは、開発の中心用地となる暴力団小宮組の縄張である。一方、全国暴力団組織の壊滅を警視庁より非合法に依頼された元刑事・岡崎竜一は、二大暴力団を叩き潰すべく、元東京地検の美人検事補・有川涼子とともに、流血の続く街へ潜入した。折しも、小宮山組組長が急死し、その跡継ぎも謀殺された。小宮山組の跡目を継ぐ者は莫大な利権を手にすることができる。果して、血で血を洗う縄張抗争の行方は?謀略、裏切り、暴力を余すことなくリアルに描いて好評の“極道狩り”シリーズ待望の第二弾。長編超バイオレンス書下ろし。
-
- 電子書籍
- ナニワトモアレ(20)