祥伝社新書<br> 若者恐怖症―職場のあらたな病理

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祥伝社新書
若者恐怖症―職場のあらたな病理

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396117160
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C0236

出版社内容情報




【目次】

内容説明

「コンプラ大丈夫?」「それ、ハラスメントですよ」そんな言葉があふれ、息苦しい職場が増えている。少子化による超・売り手市場のなか、年功序列のパワーバランスは逆転し、若手社員への過剰な迎合が、適切な指導や対話を妨げている。管理職のみならず、新人教育を担う二〇代、三〇代にとっても他人事ではない問題だ。東大で経営学を教える著者が、データや若者の声をもとに、職場で進行しているあらたな問題を読み解く。「いまの若手は成長を求めてすぐ辞める」などの通説の矛盾を暴き、問題の背景にある社会構造と根本的な原因を指摘する。世代間の誤解や不信をほどき、よりよい組織づくりのヒントを提示する一冊。

目次

第1章 若者恐怖症―たとえば、飲み会恐怖症
第2章 若者論の交通整理―Z世代をたらしめるもの
第3章 そして何が問題なのか―神話の喪失、竹槍と学徒動員
第4章 離職恐怖症―若者はすぐ会社を辞めるのか
第5章 やりがい恐怖症―若者は成長しないといけないのか
第6章 ハラスメント恐怖症―若者はなんでもハラスメントって言うのか
第7章 持病とつきあっていく―いっしょに恐怖を飼い慣らす

著者等紹介

舟津昌平[フナツショウヘイ]
経営学者、東京大学大学院経済学研究科講師。1989年奈良県生まれ。京都大学法学部卒業、京都大学大学院経営管理教育部修了、京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了、博士(経済学)。京都産業大学経営学部准教授などを経て、2023年10月より現職。著書に『制度複雑性のマネジメント』(白桃書房/2023年度日本ベンチャー学会清成忠男賞書籍部門、2024年度企業家研究フォーラム賞著書の部受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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特盛

27
評価3.5/5。若者は酒を好まないとか、すぐやめるとか、何かと言うとハラスメントと言うとか、そんなイメージに対して経営学者が実際どうなのよ、と分析する。幽霊の正体みたり枯れ尾花、の言葉のごとく、実際には存在しない「仮想」Z世代に我々は振り回されていることが見えてくる。若者だけではなく、社会や日本企業にある、そう語られてしまう構造も分析される。今のおじさんはかつて若者だったし、今の若者もすぐにおじさんおばさんになるのだ。また世間のイメージがどうより、不安なら目の前の若者に直接聞いて向き合うのが重要そうだ2025/09/30

本詠み人

24
東大で経営学を教える著者が、マクロなデータと若者からの聴き取りから、今どきの若者を精緻に立体的に描いた本。異世代間のコミュニケーションにも役立つ提言だと思った。一般論な思い込みで相手を判断するのではなく、目の前の人に「あなたはどうなの?」と直接聞いてみることが大切💡2025/10/24

お抹茶

4
軽い筆致だが,Z世代のステレオタイプの存在に疑問を呈する。若者が飲み会を嫌がる傾向は一概には見られないが,アルコール離れは見られる。若者の多くは,物事の本質だと思われていたことが作られたものに過ぎないという構築主義前提の教育を受けていて,他人に関わらないのも「人それぞれ」で片づける。若者の人間関係は狭く,同質化された同士を信頼し,セレンディピティが低いから,会社の問題で悩んでも相談相手が限定されて早期離職に繋がりやすい。自分と少数の周囲だけ楽しければよいという考えでは,組織である会社は機能しない。2025/10/01

Hiroshi Sugiyama

3
娘がZ世代なためか、恐怖というより、正解を求める人たちに見える。彼らの作る世の中を見てみたい。2025/10/05

morigaoka

1
若者とか世代とかの平均的な傾向を持った個人て,実際にいるのか?個々人を理解し合えばいいんじゃないのかなぁ.2025/09/23

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