祥伝社新書<br> 戦国史のミカタ

個数:

祥伝社新書
戦国史のミカタ

  • ウェブストアに67冊在庫がございます。(2025年07月24日 04時54分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396117139
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C0221

出版社内容情報

見方を変えることで、見えてくるもの
日本史における激動の時代であり、人物が躍動した戦国期を、
「合戦」「天下人」「家康の家臣操縦術」「戦国女性」の4テーマに分け、
著者独自のミカタ(見方)で読み解いていく。
たとえば――織田信長は、命をかけて死に立ち向かった者だけを認めた。
どんなに有能でも、戦場で成果を残せなかった者、戦死してしまった者は
「こっち側」に来られなかった者として認めなかった。ここに、信長の死生観と
家臣評価の特徴がある。いっぽう、豊臣秀吉の家臣評価は文官優位。
武将といえどもデスクワークができない者は評価しなかった――。
見方を変えると、新たなおもしろさが発見できる!
本書は、産経新聞の連載「本郷和人の日本史ナナメ読み」
(2023年1月5日~2024年3月14日。現在は終了)を
テーマごとに再構成して加筆修正し、新章・新原稿を加えたものです。

(以下、目次より)
●それほど兵力差はなかった!? 桶狭間の戦い
●羽柴秀吉の機動力~中国大返しと美濃大返し
●関ヶ原の戦いの本質~石田三成の幻の防衛ライン
●秀吉の親族、その盛衰
●豊臣秀長ありせば……
●なぜ家康は天下を取れたのか
●家康の信仰~「東照」と「日光」の謎
●石川数正の出奔、本当の理由
●南光坊天海の謎
●四天王・本多忠勝~単なる軍事指揮官に非ず
●四天王・酒井忠次~二つの酒井家
●平岩親吉~家康が育んだ友情
●立花誾千代~女城主、かつ名将の妻
●細川ガラシャ~その行為は自殺か、否か?
●山内一豊の妻~出世する家庭の共通項
第一章 合戦
第二章 天下人
第三章 家康の家臣操縦術
第四章 戦国女性

内容説明

織田信長が認めた「こっち側」の人間。研究者でもわからない!豊臣秀吉の真意。満天姫~忠節を尽くすのは実家か、婚家か?…ほか。これが僕の見方です。戦国時代という、激動が織りなす歴史の醍醐味を実感してください。

目次

第一章 合戦(戦国時代、いつも戦争してたの?;軍勢と政治権力の関係 ほか)
第二章 天下人(研究者でもわからない!豊臣秀吉の真意;秀吉の親族、その盛衰 ほか)
第三章 家康の家臣操縦術(家康と十六将;南光坊天海の謎 ほか)
第四章 戦国女性(満天姫~忠節を尽くすのは実家か、婚家か?;立花〓千代~女城主、かつ名将の妻 ほか)

著者等紹介

本郷和人[ホンゴウカズト]
東京大学史料編纂所教授、博士(文学)。1960年、東京都生まれ。1983年、東京大学文学部卒業。1988年、同大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。同年、東京大学史料編纂所に入所、『大日本史料』第5編の編纂にあたる。東京大学大学院情報学環准教授を経て、現職。専門は中世政治史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

57
著者らしい軽妙な語り口で、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康を軸に語る。特に徳川家康の家臣についてかなり詳しく書いてあり、知らないことが多かったので面白かった。全体的に戦国時代の歴史を知るというよりは、タイトル通りどのように捉えるかという視点を強く感じ、とりわけ関ヶ原については戦以前の外交戦を重視する視点は納得。ただ、名前を出さずに他者の研究姿勢を批判しているが、やはりどなたのどの説についてかは明らかにしてほしかった。そうでないと著者だけが高みからもの申しているように感じてしまうのだ。敵を作りたくないのかしら?2025/06/21

onasu

13
暫く手にしていなかった歴史ものの新書ですが、本郷先生のは、やはりおもしろい。  桶狭間、長篠、金ヶ崎の合戦の考察、三英傑の登用する人材タイプの違い、井伊家と藤堂家に加増した思惑、天海と崇伝、井伊直政の性格と直虎は普通に男性でしょう、等など。それと、最近ちょっと好きな重箱の隅、戦国武将の執念深さ・家康編。  歴史知識にはアップデートが必要なようなので、折にふれて読んでいこうですね。2025/06/29

fseigojp

6
いわゆる京都派が権門体制論で、東京派が東国国家論2025/05/14

カモノハシZOO 

5
海音寺潮五郎のほうがおもしろかった。作家じゃあないんだから、当たり前か?⤴2025/06/20

すうさん

2
祥伝社の歴史のミカタ・シリーズ最新刊。今までの日本史や世界史のミカタ・シリーズは大変面白かった。島田裕巳との共著「鎌倉仏教のミカタ」もまあまあだった。私が好きな中世史・戦国時代で期待したがそれほどではなかった。本書の中心が本郷の専門の徳川家康の家臣の解説。井沢元彦や出口治明の歴史本を読んでいるので、東大の歴史専門家の書いた面白い戦国時代を知りたかったが、さほど有名でない歴史人物の細部の解説では物足りない。私としては戦国時代というものを俯瞰して本を書いてほしかった。細部をつなげて通史として論じてほしかった。2025/05/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22624500
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品