出版社内容情報
戦争の本質をとらえた名著を、最新情報と共に
※本書は2015年に単行本、2019年に新書として刊行したものに、
新たに書き下ろした「新まえがき」「新章」を加え、全体を加筆・修正したものです
戦後79年、日本は一度も戦争の当事国になっていない。
しかし世界では、絶えることなく戦争や紛争が続いてきた。
そして2022年2月、ロシアがウクライナに侵攻。2023年10月には、
イスラム組織ハマスとイスラエルの間で戦闘が始まった。
なぜ世界から戦争がなくならないのか。本書は2015年、戦後70年の節目に
単行本『世界から戦争がなくならない本当の理由』として刊行、2019年に新書化した。
今回、最新情勢を解説した新章「世界で戦争が起こった理由」を加え、
全体を加筆・修正して『新・世界から戦争がなくならない本当の理由』として上梓する。
世界はどこに向かうのか、日本はこのまま平和でいられるのか、
日本が取るべき道とは。歴史を遡り、わかりやすく解説する。
(以下、目次)
新まえがき――やはり戦争が起きてしまった
新 章 世界で戦争が起こった理由
1ロシア・ウクライナ戦争
2イスラエルとハマスの戦い
3第三次世界大戦の可能性
第一章 なぜ世界から戦争はなくならないのか
第二章 日本は本当に「平和」なのか?――「平和国家」の光と影
第三章 アメリカは同じ過ちを繰り返す――「戦勝国」の失敗の歴史
第四章 東西冷戦――実は今まで続いていた
第五章 戦争のプロパガンダ――報道は真実を伝えているのか
第六章 ヨーロッパに潜む「新冷戦」
第七章 終わることのない「中東」宗教対立
第八章 日本人が知らないアフリカ、アジアでの「代理戦争」
第九章 バックミラーに見える歴史から学ぶこと
あとがき――戦争の教訓から学ぶために
内容説明
戦争の本質をとらえた名著を、最新情報と共に。戦後七九年、日本は一度も戦争の当事国になっていない。しかし世界では、絶えることなく戦争や紛争が続いてきた。そして二〇二二年二月、ロシアがウクライナに侵攻。二〇二三年一〇月には、イスラム組織ハマスとイスラエルの間で戦闘が始まった。なぜ世界から戦争がなくならないのか。本書は二〇一五年、戦後七〇年の節目に単行本『世界から戦争がなくならない本当の理由』として刊行、二〇一九年に新書化した。今回、最新情勢を解説した新章「世界で戦争が起こった理由」を加え、全体を加筆・修正して『新・世界から戦争がなくならない本当の理由』として上梓する。世界はどこに向かうのか、日本はこのまま平和でいられるのか、日本が取るべき道とは。歴史を遡り、わかりやすく解説する。
目次
新章 世界で戦争が起こった理由
第1章 なぜ世界から戦争はなくならないのか
第2章 日本は本当に「平和」なのか?―「平和国家」の光と影
第3章 アメリカは同じ過ちを繰り返す―「戦勝国」の失敗の歴史
第4章 東西冷戦―実は今まで続いていた
第5章 戦争のプロパガンダ―報道は真実を伝えているのか
第6章 ヨーロッパに潜む「新冷戦」
第7章 終わることのない「中東」宗教対立
第8章 日本人が知らないアフリカ、アジアでの「代理戦争」
第9章 バックミラーに見える歴史から学ぶこと
著者等紹介
池上彰[イケガミアキラ]
1950年長野県生まれ。ジャーナリスト。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年NHKに入局。報道記者として、松江放送局、呉通信部を経て東京の報道局社会部へ。警視庁、気象庁、文部省、宮内庁などを担当。94年より11年間、NHK「週刊こどもニュース」でお父さん役を務め、わかりやすい解説が話題に。2005年にNHKを退社し、フリージャーナリストとして多方面で活躍。現在、名城大学(教授)や東京工業大学(特命教授)など6つの大学で教えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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