出版社内容情報
リアルな数字で知る「真実」
近世まで最貧国だった日本は、いかにして経済大国になったのか?
磯田道史教授は、そこには石見銀山の銀が大きくかかわっていると言う。
さらに、日本の銀は中国の貨幣経済化を促してヨーロッパにも影響を与えた、とも(「世界を動かした日本の銀」)。
他に、石見銀山が世界遺産に一度は落選しながらも逆転登録に至った「世界遺産登録の舞台裏」、
石見銀山を巡る戦国武将の争いなどを明らかにした「石見銀山の歴史的価値」、
幻だった福石ほか「江戸時代の鉱石標本の発見」、白熱の「座談会・次世代に残すために」を収録。
今の日本が抱える問題を解決するヒントがここにある。
(以下、目次)
はじめに――今の日本の課題がここにある(磯田道史)
第一章 世界を動かした日本の銀(磯田道史)
第二章 世界遺産登録の舞台裏(近藤誠一)
第三章 石見銀山の歴史的価値(仲野義文)
第四章 江戸時代の鉱石標本の発見(石橋 隆)
第五章 座談会・次世代に残すために(磯田道史、近藤誠一、伊藤 謙、仲野義文、石橋 隆、福本理恵)
おわりに――縁に導かれて(伊藤 謙)
内容説明
近世まで最貧国だった日本は、いかにして経済大国になったのか?磯田道史教授は、そこには石見銀山の銀が大きくかかわっていると言う。さらに、日本の銀は中国の貨幣経済化を促してヨーロッパにも影響与えた、とも(「世界を動かした日本の銀」)。他に、石見銀山が世界遺産に一度は落選しながらも逆転登録に至った「世界遺産登録の舞台裏」、石見銀山を巡る戦国武将の争いなどを明らかにした「石見銀山の歴史的価値」、幻だった福石ほか「江戸時代の鉱石標本の発見」、白熱の「座談会・次世代に残すために」を収録。今の日本が抱える問題を解決するヒントがここにある。
目次
はじめに 今の日本の課題がここにある
第1章 世界を動かした日本の銀
第2章 世界遺産登録の舞台裏
第3章 石見銀山の歴史的価値
第4章 江戸時代の鉱石標本の発見
第5章 座談会・次世代に残すために
おわりに 縁に導かれて
著者等紹介
磯田道史[イソダミチフミ]
1970年岡山県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了、博士(史学)。茨城大学准教授などを経て、国際日本文化研究センター教授
近藤誠一[コンドウセイイチ]
1946年神奈川県生まれ。東京大学教養学部卒業。外務省入省後、ユネスコ特命全権大使、文化庁長官などを経て、国際ファッション専門職大学学長ほか
伊藤謙[イトウケン]
1978年京都府生まれ。京都大学大学院薬学研究科博士課程修了、博士(薬学)。大阪大学総合学術博物館研究支援推進員などを経て、同講師
仲野義文[ナカノヨシフミ]
1965年広島県生まれ。石見銀山資料館館長、島根県立大学非常勤講師
石橋隆[イシバシタカシ]
1977年長野県生まれ。大阪大学総合学術博物館招聘研究員、石見銀山資料館客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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