祥伝社新書<br> ヤマトタケルの謎―英雄神話に隠された真実

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祥伝社新書
ヤマトタケルの謎―英雄神話に隠された真実

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  • サイズ 新書判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396116682
  • NDC分類 164.1
  • Cコード C0221

出版社内容情報

英雄の真の姿とは?
ギリシア神話などとは異なり、日本の神話には英雄時代が存在しないと言われる。だが、ヤマトタケルの物語は世界に誇るべき英雄叙事詩であり、貴重な民族遺産だ。ヤマトタケルは、『古事記』では恋愛をはじめとしてきわめて人間的に描かれている。一方『日本書紀』では景行天皇紀の三分の一ものページを割いて、各地に赴く遥かなる旅を追っている。はたして、ヤマトタケルは実在したのか。なぜギリシア神話と似ているのか。なぜ父・景行天皇は無理な要求を繰り返したのか。著者は史料を渉猟し、伝説が残る地を訪ね、可能な限り実像に迫っている。古代日本・最大の英雄の、真の姿が見えてきた!

内容説明

ギリシア神話などとは異なり、日本の神話には英雄時代が存在しないと言われる。だが、ヤマトタケルの物語は世界に誇るべき英雄叙事詩であり、貴重な民族遺産だ。ヤマトタケルは、『古事記』では恋愛をはじめとしてきわめて人間的に描かれている。一方『日本書紀』では景行天皇紀の三分の一ものページを割いて、各地に赴く遙かなる旅を追っている。はたして、ヤマトタケルは実在したのか。なぜギリシア神話と似ているのか。なぜ父・景行天皇は無理な要求を繰り返したのか。著者は史料を渉猟し、伝説が残る地を訪ね、可能な限り実像に迫っている。古代日本・最大の英雄の、真の姿が見えてきた!

目次

序章 ヤマトタケルは実在したのか?
第1章 ギリシア神話と似ている日本の神話
第2章 『記紀』におけるヤマトタケル
第3章 神功皇后の三韓征伐は史実か?
第4章 ヤマト王権の成立と、ヤマトタケル伝説との関わり
第5章 『記紀』は天皇を美化していない!?

著者等紹介

豊田有恒[トヨタアリツネ]
作家、島根県立大学名誉教授。1938年、群馬県生まれ。慶應義塾大学医学部中退、武蔵大学経済学部卒業。1961年、『時間砲』で第1回空想科学小説コンテスト佳作入賞後、SF小説界にデビュー。『火の国のヤマトタケル』(日本武尊SF神話シリーズ)に代表される歴史小説や社会評論など幅広い分野で執筆活動を続ける一方、古代日本史を東アジアの流れのなかに位置付ける言説を展開する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ヒデキ

48
ヤマトタケル・・・ その存在は、皇室の日本を支配していく ために戦った多くの名もなき存在を統合したものだとも言われています。 彼の存在を通して古代日本の統一の姿を描いています 天皇に、ならなかった彼のエピソードが、何故に多くのページを使って描かれたのだろう その謎が、著者によって解かれていくが、 現在の思想的な部分、必要かな?とも思ってしまいました2022/12/21

巨峰

46
知らないようで実は知らないヤマトタケルについて、小説家の豊田有恒さんが迫ります。いたかもしれないって思えば、想像が広がりますよねー2023/04/29

KAN

14
12/25読了。著者故に書店で手に取った本。著者は自分の中では未だに宇宙戦艦ヤマトのSF設定に取り組んだSF作家、というイメージがあったが、その後、日本の始まり、倭王権や朝鮮半島との関わりなどを軸にした作品を書き、最後は自分の実家のある島根県立大の名誉教授になっていたとは、本書で初めて知る。ヤマトタケルという名前は知っていてもあまりにも希薄な存在感。戦後教育の荒廃もここに起因するように思った。日本を取り戻すのはここからかも。2022/12/27

nori

7
Last chapter certified biased view of author who hate leftists. While 記 is not fixed for analytics, essential of 紀 is almost obvious. With or without intention, author messed up 記紀 and gave his conclusion. He did not accept 紀 is propaganda to 中華 world.2023/03/30

乱読家 護る会支持!

6
社会人類学者のレヴィ=ストロースは、「日本文化には比類がない」「日本の神話は、世界中に散らばっている神話の集大成である」というようなことを言われていたと記憶しています(うる覚え)。 そして、日本神話の中でも最大の悲劇のヒーローであるヤマトタケル。彼の物語には、人間としては強者であっても、神ではない弱い存在であり、「理不尽な苦しみを受け入れざるを得ない人」としての悲哀が感じられます。2023/06/21

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