内容説明
コロナ禍がきっかけとなり、人々の仕事や住まいに対する考え方は劇的に変化した。日本社会は今、変わりつつある。長く不動産の世界に身を置き、業界の動向に精通した第一人者である著者は、「人とのつきあい方、仕事の価値観が変わる時、一番先に変化が現われるのが不動産」と言う。テレワークで働くための好物件とは?都心のタワマンは「買い」か?家はローンで買ったほうが得か?住むならどの街がおすすめか?…などを徹底解説。過去の常識はもはや通用しない。新たな家の買い方と街の選び方を伝える。
目次
第1章 コロナ禍は、家のあり方をどう変えたのか
第2章 時代とともに変容してきた「家選び」の基準
第3章 令和時代の新・マンションの買い方、選び方
第4章 令和時代の新・戸建て住宅の買い方、選び方
第5章 これからの世の中で家は資産となるか
第6章 住む場所にこだわる―おすすめの街選び
著者等紹介
牧野知弘[マキノトモヒロ]
東京大学経済学部卒。ボストンコンサルティングループなどを経て三井不動産に勤務。J‐REIT(不動産投資信託)執行役員、運用会社代表取締役を経て独立。現在はオラガ総研株式会社代表取締役としてホテルなどの不動産プロデュース業を展開。また全国渡り鳥生活倶楽部株式会社を設立。代表取締役を兼務。講演活動に加え多数の著書を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雲をみるひと
32
家の選び方の指南本。全体として不動産の見方の一面として特に作者の他作品を読んでいなければ参考になると思う。多作の著者であるが概ね主張している内容は他作品と変わらない。具体的には不動産は立地、マンションのおすすめは築浅の中古物件、アンチタワマンなど。本作ではポストコロナのトピックとして地方都市がレヴューされているがどれだけ有用かは微妙。2021/10/25
清游@草ぶえの丘で森林浴♨︎
27
情報は精査しなければだけど、、悲報 超高齢化まで残り2年。売り圧力予報。都内需要飽和に見えていたが。。さらに言うと、首都一極化の意味が無いと気付いちゃったね。物凄いスピードで時代が動く2021/11/22
shoko
15
東京の家が高い現実を直視したくない病を乗り越えて、手始めに読んでみた。都心のマンションは賃貸で消費すると割り切って、郊外の素敵な町に戸建てを買ったり、二拠点居住してみたら?というのが主張。背景として、家を所有するというブームは一過性のものだった歴史的経緯をまず振り返る。その上で、マンション購入の難点を述べ、アフターコロナの時代の新しい住まいのあり方を提唱。著者の独断と偏見(と本人記載)の素敵な町紹介がついててけっこう楽しかった。2022/05/10
ドルーク
7
戦後からの25年のスパンで考えると、まさに仕事、通勤、住居といった価値観が変わる区切りの期間なのかもしれない。終身雇用や賃金上昇前提の高額のローンはリスクが大きすぎるし、リモートワークが広がり、これまでは視野に入らなかったエリアへの居住も視野に入る。2拠点居住や、住む場所さえサブスクリプション的に活用すると言う考え方も面白い。通勤利便性でなく、それぞれの人の価値観や趣味嗜好をもとに、街の文化や特色、コミュニティなどで住む場所を選ぶという新しい価値観。2021/10/14
らむし
4
物価上昇がキツすぎるので、勉強のため読みました。やっぱ交通が発達した田舎に住む方が経済的に楽だと思いました。しかも都会だけでなく田舎でもカーシェアは波に乗ってきてるので自動車を持つ人は2030年あたりには馬鹿にされると感じた。横瀬に住むのは登山大好きな人にはベスト。著者は紹介してないが都心ではレンタルサイクルが猛烈に広がっているので、電車やバスの交通しか見てないのは良くないと思う。車の税金上げまくって公共交通機関の税金下げた方が、生活費にゆとりがもてる可能性が微レ存?2022/11/07
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