内容説明
新型コロナウイルスの大騒ぎは、恐ろしい翼賛体制への道を開いてしまった。10年後、私たち日本人は“大きな戦争”に連れてゆかれるだろう。国民を大災害や未知の病気で激しい恐怖状態に陥れ、その隙に乗じて支配・統制する。これを「ショック・ドクトリン」もしくは「大災害便乗型資本主義」と呼ぶ。歴史を検証すれば分かる。第一次世界大戦の好景気から関東大震災を経て昭和恐慌、そして満州事変→国家総動員法→太平洋戦争…日本が真珠湾攻撃で開戦したとき、全国民は舞い上がった。また同じことが起きる。当初からコロナ騒ぎを冷ややかに見て“狂人”扱いされるという著者は、やがて訪れる恐ろしい未来を予告する。
目次
第1章 翼賛体制への道―80年前と現在(私が狂人なのか、周囲が集団発狂状態なのか;日本人が戦争にのめり込んだ瞬間 ほか)
第2章 次の「大きな戦争」と日本(戦争の準備が着々と進行している;戦争までの4段階、そのあとの2段階 ほか)
第3章 新型コロナウイルスの真実(3人の「皇帝」たち;生物化学戦争を実行した米軍事強硬派 ほか)
第4章 暗い未来を見通す(『暗黒日記』を読む;戦争に反対した清沢の同志たち ほか)
著者等紹介
副島隆彦[ソエジマタカヒコ]
評論家。1953年、福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授等を歴任。米国の政治思想、法制度、金融・経済、社会時事評論の分野で画期的な研究と評論を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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