内容説明
今まで前立腺がんは、欧米に比べ、国内での患者数が少ないことが特徴だったが、今や最も身近ながんである。「ダヴィンチ」の名を持つ手術用ロボットが活躍するのが、この前立腺がんだ。現在日本で280台が稼動中で、台数はすでに世界第2位、手術回数は増加の一途である。ロボット手術のどこが優れているのか?なぜ人の手より確実なのか?ロボット手術の日本への導入に携わった第一人者が解説する、医療最前線!
目次
第1章 ロボット手術
第2章 前立腺がん
第3章 手術における悩ましい問題
第4章 治療後の再発
第5章 進行性前立腺がん
第6章 どういう医師・病院を選ぶのか?
著者等紹介
大堀理[オオホリマコト]
1956年、東京生まれ。岩手医科大学卒業後、米国ベイラー医科大学に留学。泌尿器科講師を務めた後、ニューヨーク市にあるメモリアルスロンケタリング癌センター、前立腺診断センター副所長に就任。2007年、東京医科大学泌尿器科教授。2014年、東京医科大学ロボット手術支援センター長。2019年4月に、院長として東京国際大堀病院を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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