出版社内容情報
ひとは生きてきたようにしか死なない
草柳大蔵[クサヤナギダイゾウ]
著・文・その他
内容説明
人はいかにして「老い」や「死」と向き合うのか―。本書は、数多くの評論・エッセイを世に送り出してきた草柳大蔵氏が、その晩年に自らの老いと重ね合わせしたためたものである。市井に生きる無名の人間から友人、高僧、偉人まで。彼らの迷いや憂い、喜びや行動から、学ぶべきヒントを提供する。「老いも死も『生』の現象にほかならない」のであり、いかにして逝くかはいかに生きるかである。「人生のゴールが薄っすらと見えて」きた時、その指針となる名著を、ベストセラー『家族という病』『極上の孤独』などで知られる下重暁子氏の解説を添えて、堂々復刊。
目次
まえがき 「送り三重」が鳴ってから
第1章 老いを生きる
第2章 老いてからの生き甲斐
第3章 自問自答の中で
第4章 健康法の海の中で
第5章 年をとってからの死生観
解説 老年こそ華やかで、闘争心に溢れる(下重暁子)
著者等紹介
草柳大蔵[クサヤナギダイゾウ]
評論家、ジャーナリスト。1924年、神奈川県横浜市生まれ。1948年、東京大学法学部政治学科卒業。八雲書店・自由国民社編集者、サンケイ新聞経済部記者を経て、執筆活動に入る。1966年に「現代王国論」(のちに書籍化)で文藝春秋読者賞を、1984年にNHK放送文化賞を受賞。内外調査会理事、NHK経営委員、広島県立大学客員教授などを歴任。2002年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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