出版社内容情報
村西 とおる[ムラニシ トオル]
著・文・その他
内容説明
言わずと知れたAVの帝王・村西とおる。彼が英語の百科事典のセールスマン時代に習得、全国一位の営業成績を上げるに至った技術が、応酬話法である。その後、テレビゲームのリース業で大儲けするが、応酬話法は設置先の開拓などで威力を発揮した。一九八八年にダイヤモンド映像を設立、素人女性から有名人までを口説き、AV出演を成功させた。その武器となったのは、もちろん応酬話法である。一九九二年、ダイヤモンド映像は負債総額50億円で倒産。過酷な取り立てで、命の危険にさらされることもあったが(「はじめに」参照)、応酬話法によって危機を脱出、やがて完済した。この秘伝とも言うべき禁断の説得術を、ふんだんな具体例(時に抱腹、時に涙)と共に開陳したのが、本書である。ビジネス、恋愛、趣味などあらゆる場面で応用可能。取り入れるか否かは、あなた次第です。
目次
序章 応酬話法とは何か
第1章 質問話法―質問によって本音を炙り出す
第2章 間接否定話法―最初に肯定してから、ソフトに否定していく
第3章 繰り返し話法―相手の言葉を繰り返して、悪感情を緩和する
第4章 実例話法―具体例を示すことで、説得力・親近感・安心感が増す
第5章 聞き流し話法―論争を避け、自分のペースに持ち込む
第6章 大失敗
終章 自分を識る
著者等紹介
村西とおる[ムラニシトオル]
本名・草野博美、職業・AV監督。1948年、福島県生まれ。1967年、福島県立勿来工業高校卒業後に上京、バー「どん底」勤務。1970年、グロリア・インターナショナル日本支社に転職し、英語の百科事典『エンサイクロペディア』のトップセールスマンとなる。1978年、テレビゲームのリース業により1年半で7億円を得る。1980年にはビニール本・裏本の制作販売に転じ、北大神田書店グループ会長に就任するが、1984年に猥褻図画販売目的所持で逮捕、全財産を失う。AV業界に進出して、1988年にダイヤモンド映像を設立。最盛期の年商は100億円。しかし1992年、衛星放送の投資に失敗、負債総額50億円で倒産する。その後、タオル販売、蕎麦店経営、アダルトグッズ販売などを経て借金を完済、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
- 評価
-
ヒロの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
lily
TakaUP48
NICKNAME
異世界西郷さん