祥伝社新書<br> 漱石と『資本論』

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祥伝社新書
漱石と『資本論』

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  • サイズ 新書判/ページ数 242p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396114961
  • NDC分類 331.6
  • Cコード C0236

出版社内容情報



小島 英俊[コジマ ヒデトシ]

山崎 耕一郎[ヤマザキ コウイチロウ]

内容説明

漱石が「カール・マークスの所論のごときは…今日の世界にこの説の出づるは当然のこと」と述べた『資本論』。近代人・漱石が感じたこと、および『資本論』の価値は、現代に生きるわれわれにも古びていないことを示したのが本書である。この価値を理解するために、全3巻・17編・98章・131節から成る『資本論』を95ページでまとめた(第二章)。また、『資本論』やマルクシズムが日本でどのように受け入れられたかを明らかにしながら、漱石は社会主義に共鳴していたか―に迫る。

目次

第1章 漱石とマルクス(漱石の生い立ち;イギリス留学 ほか)
第2章 『資本論』大意・要約(第1巻 資本の生産過程;第2巻 資本の流通過程 ほか)
第3章 『資本論』受容とマルクシズム(初版は1000部;日本への上陸 ほか)
第4章 漱石と社会主義(『資本論』が難解である理由;なぜ漱石は理解できなかったのか ほか)
第5章 今も生きる『資本論』(ソ連崩壊後のマルクシズム;日本共産党の変化 ほか)

著者等紹介

小島英俊[コジマヒデトシ]
歴史研究家。1939年、東京都生まれ。1964年、東京大学法学部政治学科卒業、三菱商事入社。退職後、食品関係の(株)セ・デ・ベ・ジャポンを設立、代表取締役を務めた。2005年より近代史、鉄道史の執筆を続ける

山〓耕一郎[ヤマザキコウイチロウ]
社会運動家。1940年、東京都生まれ。1963年、東京大学経済学部中退後、日本社会主義青年同盟(社青同)専従。1974~1980年に委員長。1980年、社会主義協会専従。2012年まで代表代行。2002年、NPO労働者運動資料室を開設、現在理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ホシ

9
『資本論』や経済学史を知るには◯。しかし、漱石を知るには☓。第2章は『資本論』の大意・要約が示され、これから『資本論』を読みたい!という人には有益(私には要約すら難解だったけど)。漱石については、作品や書簡の一部を抜粋して、漱石が社会主義に共感していたという事実を示すだけ。漱石が『資本論』から受けた影響が作品にどう反映されているか?といった考察がなされないのがひどく残念(そもそも、漱石は『資本論』を読んでないみたいだが)。漱石の社会認識を知れる本かなと思ったが、ちょっと期待はずれ。2017/08/20

紫の煙

4
最初にマルクスと漱石の生まれからたどり、2章で資本論の概略をざっと述べ、最後に現代までのマルクス経済学と時代との関わりを書いている。漱石との関連はよく分からないが、結局マルクス学者が、資本論を語りたかった。2017/08/06

takao

2
ふむ2024/04/01

カモメ

2
漱石とマルクスの関連はあまりよく分かりませんでしたが、資本論の要約を久しぶりに読み復習となりました。とても分かりやすく、現在の会計と比較しながら、また資本論の課題に関しても述べられていて良かったです。マルクス及び資本論の日本に与えた影響や、歴史とともに、そして世界の動きと共に資本主義的思想や社会主義的思想と日本が移り変わっていく様子も興味深かったです。社会を分析する観点として、哲学的な側面も重要なのだと思いました。2019/04/06

ゲバイタ・クマオ

2
2章の『資本論』大意・要約以外を読了。主に漱石について、マルクス及び『資本論』についてザッと知ることができる本。2017/02/05

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