出版社内容情報
マーティン・ファクラー[マーティン ファクラー]
内容説明
日本は「普通の国」になるべきだ、という議論がある。普通の国とは、他国のように軍隊を持ち、国際舞台で責任ある行動をする国のことだ。しかし、太平洋戦争終結から71年、「普通でない国」だということが、逆に日本の強みになっている。戦後、平和国家を維持し続けてきたことは世界から評価されているし、あの戦争の教訓から平和を訴え続ける今上天皇は、「日本の良心」とも言える存在だ。経済や文化においても、日本は世界の大国と同じではなく、独自の進化を遂げており、数々のアイデアを持った起業家やすばらしい文化を生み出してきた。前NYタイムズ東京支局長が見抜いた、日本再発見!
目次
第1章 平和国家・日本
第2章 天皇は「日本の良心」
第3章 劣化する日本の政治家
第4章 世界で評価される日本のODA
第5章 日本はアントレプレナーの国
第6章 すばらしき日本の文化
終章 日本は世界に何ができるのか
著者等紹介
ファクラー,マーティン[ファクラー,マーティン] [Fackler,Martin]
1966年、アメリカ合衆国アイオワ州生まれ。前ニューヨーク・タイムズ東京支局長。現在、日本再建イニシアティブ主任研究員兼ジャーナリスト・イン・レジデンスに転出。イリノイ大学でジャーナリズムの修士号、カリフォルニア大学バークレー校でも修士号を取得したのち、96年からブルームバーグ東京支局、AP通信社ニューヨーク本社、東京支局、北京支局、上海支局で記者として活躍。2005年、ニューヨーク・タイムズ東京支局記者、09年2月より支局長。15年8月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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