祥伝社新書<br> ローマ帝国 人物列伝

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ローマ帝国 人物列伝

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  • サイズ 新書判/ページ数 303p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396114633
  • NDC分類 232
  • Cコード C0222

内容説明

ローマの歴史には、独裁も革命もクーデターもあり、「パクス・ロマーナ」と呼ばれた平和な時代もあった。君主政も共和政も貴族政もポピュリズムもあり、多神教も一神教もあった。まさに「歴史の実験場」であり、教訓を得るのに、これほどの素材はない。歴史を学ぶには制度や組織は無視できないが、そこに人間が存在したことを忘れてはならないだろう。本書は、一〇〇〇年を超えるローマ史を五つの時代に分け、三二人の生涯と共に追うものである。賢帝あり、愚帝あり、英雄から気丈な女性、医学者、宗教家まで。壮大な歴史叙事詩であり、歴史は人なり―を実感する一冊。

目次

1 建国期―建国期のローマ(ブルトゥス―共和政を樹立した初代執政官;キンキナトゥス―ワシントンが理想とした指導者 ほか)
2 成長期―成長期のローマ(アッピウス―インフラ整備など、類稀なる先見性;ファビウス―耐えがたきを耐える「ローマの盾」 ほか)
3 転換期―転換期のローマ(クラッスス―すべてを手に入れた者が欲したもの;大ポンペイウス―カエサルに敗れた大武将 ほか)
4 最盛期―最盛期のローマ(ゲルマニクス―夭逝した理想のプリンス;ネロ―気弱な犯罪者だった暴君 ほか)
5 衰亡期―衰亡期のローマ(ガリエヌス―動乱期の賢帝;ディオクレティアヌス―混乱を鎮めた軍人皇帝 ほか)

著者等紹介

本村凌二[モトムラリョウジ]
早稲田大学国際教養学部特任教授、東京大学名誉教授。博士(文学)。1947年、熊本県生まれ。1973年一橋大学社会学部卒業、1980年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学教養学部教授、同大学院総合文化研究科教授を経て、現職。専門は古代ローマ史。『薄闇のローマ世界』でサントリー学芸賞、『馬の世界史』でJRA賞馬事文化賞、一連の業績にて地中海学会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nat

34
図書館本。ローマ1200年の歴史が傑出した人物を中心にして語られている。世界史の勉強だとピンとこなかった歴史が、とてもわかりやすく読めた。その中で特に惹かれたのがゲルマニクス。作者も書いているが、ゲルマニクスが天寿を全うしていたら、ローマの歴史はどう変わっていただろうか。歴史に「もし」はあり得ないが、どうしても夢想したくなる人物である。マッシモ宮博物館蔵のゲルマニクス像がとてもイケメンで、それにも心惹かれてしまう。夭逝した理想のプリンス、なんとも物悲しい。2020/11/26

Panzer Leader

31
ローマ帝国を建国期,成長期,転換期,最盛期,衰亡期の5期に分けて、人物中心の歴史を記述したガイドブック。300ページで32人取り上げているので、それぞれを深く掘り下げてはいないが、駆け足で概略を掴むには最適。これを読んだら「ローマ人の物語」を再読したくなった。2017/07/13

金吾

24
政治家以外にもポイントになる人物が記載されていて良かったです。衰亡期においてもローマを支えている人物を主体に記載していたのが印象的でした。2022/01/11

スー

22
37ローマ人の物語読み終えてからだいぶ月日が経ちましたが意外と五賢帝までは覚えてる人物が多かったです。後半はコンスタンティヌスは覚えてましたがあとはエピソードを読んでそう言えば居たねぇてな感じで復習になりました。改めて読むと共和国時代もかなり血生臭いですね、どんなに優れた人物でも嫉妬や欲望に捕らわれてしまう、驕ること無く謙虚に生きる難しさを改めて思い知らされました。2019/03/04

鐵太郎

15
ローマ帝国の歴史を、建国期から東西分裂までの時期に生きた人物の流れとして描いています。建国期、キンキナトゥスら3人。成長期、ファビウス、大スキピオら7人。転換期、カエサルら5人。最盛期、ウェスパシアヌス、五賢帝ら6(正しくは10)人。衰亡期、ディオクレティアヌスからアウグスティヌスまで7人。ユリアヌスまでしっかり載っているところが面白いですな。よく知っている歴史だけど、こういう書き方で並べられる人物史も読みやすくてよいね。2017/04/30

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