内容説明
一見、とても愛らしいスヌーピーやピーナッツのキャラクターたち。しかし、彼らは常にハッピーというわけではありません。私たち同様、うまくいかないときもあれば、落ち込むときもあり、それぞれに悩んでいます。おまけに、両思いのキャラクターがひとりもいないのです。それでも彼らはなんだかんだ言って、前向きに生きています。そんな彼らの行動にクスッと笑ったり、哲学的なセリフになるほどとうなずいたり、明日も頑張ろうと勇気づけられたり…。「きっと大丈夫!」と元気がもらえるピーナッツ選集です。
目次
1 さびしいからそばにいて
2 マシマロにご用心!
3 ささやかだけどとても幸せ
4 人生の最高の楽しみ
5 かわいさの秘訣とは?
著者等紹介
シュルツ,チャールズ・M.[シュルツ,チャールズM.] [Schulz,Charles Monroe]
1922年、アメリカ・ミネソタ州生まれ。漫画家。代表作『ピーナッツ』シリーズは50年間にわたり連載され、今も全世界にファンを持つ。1950年にアメリカの新聞7紙に『ピーナッツ』のタイトルで連載を開始、2000年に77歳で死去した翌日、最終回が掲載された。1984年には掲載紙は2000紙に達し、ギネスブックに認定された
谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年、東京都生まれ。詩人。1967年頃から『ピーナッツ』シリーズの翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
48
もっと自分に自信を持っていいんだと言われている気分になりました。2022/07/18
鐵太郎
14
何十年ぶりかのピーナツ本。いいなぁ。「チャーリーブラウンみたいな人が病気になって、おまけにちっともよくならないなんてこの世はいったいどうなってんの!?」──ああルーシー。そんなことをたまーに言うから、君が好きなんだよ。「チャーリー・ブラウンについてひとつ みとめざるをえないことは、彼にはまったく腹黒いところがないってことさ」──相変わらずの好漢ライナス。懐かしい。いつもの君たちに会えて嬉しいよ。2016/09/03
後藤良平
2
本としてスヌーピーを読んだのは初めてかも.いつも行く図書館の特集コーナーに置いてあったので、借りてみた。こんなに大人びた哲学的な話だったとは知らなかった。英語を久しぶりに声に出して読んでみた。このシリーズ、全部読みたくなった。年間No.42榴岡図書館2021/03/30
明日香
1
初スヌーピー。 思った以上にキャラの関係性がシビアで笑ってしまった。 全員片思いなのが素敵。2017/10/01
masae
0
スヌーピーがこんなにも愛らしいキャラクターなんて知らなかった。 落ち込んだ時に読んだら、助けられる言葉シーンが散り込まれていた。これは大切な友人にプレゼントしたい。他のシリーズも気になる。2021/03/24