祥伝社新書<br> サイバー・インテリジェンス

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祥伝社新書
サイバー・インテリジェンス

  • 伊東 寛【著】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 祥伝社(2015/09発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 207p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396114343
  • NDC分類 391.6
  • Cコード C0231

内容説明

インテリジェンスとは、情報を収集・分析し、自らに有利な状況を作ることだ。そういうと、映画「007」などのスパイ活動を思い浮かべるかもしれない。しかし現代では、その主要な舞台はインターネットに移っている。そして、私たちの社会インフラの多くは、インターネットに依存しており、情報の奪い合いは、国家間のみならず民間企業や個人にまで及んでいる。スノーデン事件で、米政府による個人情報の収集が暴露されたことは、記憶に新しい。本書では、陸自サイバー部隊を率いた経験を持つ第一人者が、日本のサイバー・インテリジェンスにまつわる危険性や課題について最新事情を解説する。

目次

序章 サイバー・インテリジェンスの時代
第1章 サイバー戦に巻き込まれる企業
第2章 変貌する国家間のインテリジェンス
第3章 個人の情報はすべて見られている
第4章 インテリジェンスは、どう進化してきたか―技術と思想の歴史
第5章 日本のサイバー・インテリジェンス

著者等紹介

伊東寛[イトウヒロシ]
株式会社ラックナショナルセキュリティ研究所所長。工学博士。1980年、慶応義塾大学大学院(修士課程)修了。同年、陸上自衛隊入隊。以後、技術、情報及びシステム関係の部隊指揮官・幕僚等を歴任。陸自初のサイバー戦部隊であるシステム防護隊の初代隊長を務めた。2007年に退職後、株式会社シマンテック総合研究所主席アナリストなどを経て、2011年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

96
インテリジェンスとは俗にいうスパイ活動のこと。今やインテリジェンスはインターネットの活用が主体となっている。インターネットを世界に先立って普及させたアメリカは、サイバー上で守るべきものが多く、弱点も多い。サイバー攻撃を受けると大きな被害が出る可能性が高い。そこでアメリカはルールを変えて対抗しようとした。2014年に米国企業がサイバー攻撃を受けたが、犯人は北朝鮮とされた。確たる証拠はない。しかし、米国は疑わしきを罰した。「何かあれば疑わしくても罰する」というメッセージである。/度の過ぎた監視社会を招く恐れ2019/10/31

非日常口

39
NHKがプロフェッショナルで名和利男さんに取材させてもらった番組をやっていたが、自衛権の問題は確かに大切だが「ミサイルが打ち込まれたら」など仮定の話なのに対して、サイバー攻撃は毎日日本にも仕掛けられている。それがあまり可視化されないのは、サイバー防衛が機能しているからだろう。そんな元自衛官の名和さんが自身を「オーバーワークになってる」と言った意味は重い。まず第五の戦場で現実に起きている攻撃から国を守る為に国防費をサイバー防衛にももっと回した方が良いと思う。本書もその重要性を強く認識させてくれる。2015/09/16

異世界西郷さん

27
以前読んだ佐藤優氏の著書に“インテリジェンス”という言葉が何度か出てきており、以前からどのようなものかと気になっていました。著者は元々、陸上自衛隊でサイバー戦部隊を率いていたそうで、インテリジェンスの歴史や種類、具体的な事例をいくつか提示しながら話を進めてくれるのでとても分かりやすかったように思います。サイバー戦は国家vs国家に限らず、国家が企業に対して行ったり、あるいは個人が愉快犯で行ったり、終いにはスノーデン事件のように身内からの攻撃など仁義なき戦いなんだなと認識させられます。2016/02/20

ハイちん

16
元自衛官の著者は、情報を制する者が戦争を制するという情報戦の重要さを強く主張する。またサイバー空間がすでに国家間の戦場と化しており、ネットに接続されたあらゆるシステムが攻撃と対象となっていることに警鐘を鳴らす。日本は独自の諜報組織を持たず、かつサイバー攻撃への対策も不十分な状況にあるそうだ。第二次世界大戦の敗戦をきっかけに戦わない国へとなった日本は、物理的な戦闘のみならず諜報・防諜といった情報戦においても大きな制約を負っている。存分に危機感を煽り、また情報戦の歴史なども紹介しており読み物として面白い。2017/02/09

C-biscuit

14
図書館の新着コーナーにあった本。この本はサイバー攻撃などのサイバー空間における情報戦を中心に、これまでの諜報活動や暗号解読などの歴史を含めて解説されている本である。最近の年金機構の情報漏えいやスノーデンの事件なども含めて話があり、読みやすかった。この辺りの情報については、マスコミの解釈の通りではない裏があるようでインテリジェンスとはこのようなことであるようである。個人的には、情報リテラシーと同じような解釈であるように感じた。最後のカルタゴの話については、著者よりも現状の日本に類似しているように感じた。 2015/09/22

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