祥伝社新書<br> 法医学者が見た 再審無罪の真相

個数:
電子版価格
¥880
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

祥伝社新書
法医学者が見た 再審無罪の真相

  • 押田 茂實【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 祥伝社(2014/12発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 16pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年05月01日 05時23分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 252p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396113957
  • NDC分類 498.9
  • Cコード C0232

内容説明

再審の末に逆転無罪となった事件が続いている。多くの場合、無罪の決め手は、事件当時とは比較にならない進歩を遂げたDNA型鑑定である。では、DNA型鑑定はどこまで信用できるのか?DNA型鑑定に落とし穴はないのか?数々の裁判で医学鑑定に携わってきた法医学の第一人者が満を持して明かす、司法の問題点!

目次

第1章 再審無罪事件(袴田事件 死刑判決事件の再審決定…事件後四八年;東電女性会社員殺人事件 無期懲役のネパール人の苦悩…一六年;足利幼女殺害事件 無期懲役の幼稚園バス運転手の苦悩…一七年;布川事件 再審無罪まで四四年;氷見事件 誤認逮捕の強姦・強姦未遂事件)
第2章 再審開始が争われている事件(福井女子中学生殺人事件 再審開始決定がなぜ覆る;飯塚事件 死刑が執行された事件の再審請求;姫路郵便局強盗事件 ナイジェリア人のDNA型鑑定)
第3章 注目されるワイセツ事件(電車内ワイセツ事件 審理の問題点;温泉場ワイセツ事件 DNA型鑑定の評価;ある痴漢事件の証拠の評価 埼玉県職員の痴漢容疑)
第4章 再審無罪に関する問題点(DNA型鑑定の歴史と大きな誤解;日本におけるDNA型鑑定の進歩と問題点;神酒事件)

著者等紹介

押田茂實[オシダシゲミ]
1942年、埼玉県生まれ。東北大学医学部卒業。日本大学医学部法医学名誉教授。医学博士。さまざまな犯罪事件に関わる法医学解剖、DNA型鑑定、薬毒物分析、重大事件・災害における遺体検索、医療事故の解析・予防対策など、40年以上にわたって法医学現場の第一線で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

だまし売りNo

34
鑑定試料の紛失や取り違えなどが原因で冤罪が起きている。 2022/11/14

てん

14
犯罪捜査に法医学的見地からの鑑定を用いることは通常あることである。しかしこれらの鑑定方法や鑑定結果報告の内容が、真に科学的であるかというとそうではないケースがあるようである。おそらく大学で研究をする学生であっても、実験や鑑定の「お作法」は学ぶだろうと思うが、犯罪捜査における各種鑑定においてはそのお作法が守られず真に客観的な結果になっていないことがあるそうで、これは恐ろしいことである。しかし、鑑定人が提出した報告書の内容に全く触れない判決とは何なのか、理解に苦しむ。2022/10/16

eirianda

12
DNA型鑑定について、過去の再審事件の諸々。結構いい加減な鑑定人や雑な証拠の扱い、あと警察のストーリーに沿った鑑定など。色々資質を問われる仕事だなぁ。科捜研など予算が足りないと、以前読んだ本にあったのを思い出す。それより著者が自分や他の裁判官、警察官の勲章の授賞云々にこだわっているのが、なんとも人となりが滲み出ていて、文章に起すのって怖いと思いながら読んだ。2016/05/13

hikarunoir

5
文系体質に理系的整合性がかみ合わない上での人材不足、著者も含む法曹関係者の功名心が、法廷を正義から乖離させていると露呈。2016/11/21

Mikarin

5
近年のDNA鑑定の進歩で(今や数十億、或いは天文学的な確率に一人)という所まで絞り込めるようになった。だが、一方で艦艇試料の紛失、取り違えなどの問題点を提起している。しかし、ある裁判官で、冤罪で無実の人間を死刑判決にしておきながら、後に別の裁判官の再審裁判で無罪になりながら後日、勲章をもらい、返上しない者いるのは(実名表記あり)カバーに書かれてある通りだと思われる。2015/08/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9043947
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。