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祥伝社新書
日本のアニメは何がすごいのか―世界が惹かれた理由

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  • サイズ 新書判/ページ数 268p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396113599
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0236

内容説明

海外では、もはや「アニメ」と「アニメーション」とは別もの!あなたは、日本のアニメを誤解している!

目次

第1章 「アニメ」と日本(アニメ好きの日本人;アニメとアニメーション ほか)
第2章 アニメ=日本のアニメとは何か(アトムとガンダム;スポ根アニメ ほか)
第3章 アニメはどうやって世界に広がっていったのか(海外市場で得るもの、失うもの;偶然と幸運 ほか)
第4章 いま、アニメは世界にどう受け入れられているのか(animeの現状;日本文化のガイドブックとして ほか)
第5章 日本のアニメはどうなるか(世界が日本のアニメを真似なかったのはなぜか;いまのままでは未来はない ほか)

著者等紹介

津堅信之[ツガタノブユキ]
1968年、兵庫県生まれ。アニメーション史研究家。近畿大学農学部卒業。大阪芸術大学講師、学習院大学大学院講師等を経て、2009年より京都精華大学アニメーション学科准教授。専門領域は、日本アニメーション史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白義

15
祥伝社新書らしい売らんかなの下品なタイトルはよくないが、プロのアニメ学者による優れた「日本のアニメ」入門であり、国内外での日本アニメ需要史やファン層の分析、意外と世界で日本のアニメは売れてないという率直な現実の指摘と現状まとめとして優良な一冊。未来への展望は具体性に欠けるものの、広義のアニメーションとは区別された「日本のアニメ」がいかにクリエイターとファンコミュニティで形成されていったか、という基本的なところから話を進めていて、アニメを知らない読者でも理解できそうなくらいである2015/05/11

筑紫の國造

9
初心者向けの、「日本アニメ論」。単純に「日本のアニメはすごい」と囃し立てる本ではない。が、貶める本でもない。日本のアニメは確かに優れており、海外へ対するアピールは強い。しかし、マスコミのそれは余りに大げさで、実は収益としては国内に比べ、圧倒的に少ないという。海外アニメと比べ、何が違うのか。どの点が世界を惹きつけたのか、ということが具体的に書かれており、かなり参考になった。著者は、これからのアニメ戦略についても提言しており、前向きの姿勢がいい。ただ、初心者向けなので、知ってる人には物足りないだろう。2018/07/25

7
animeとanimationって意味合いが違うのね。どうりで海外の友人と少し意思疎通の齟齬があるわけだ。気になったのは海賊版の扱いについてのとこ。これを罰則とかで規制するのはほぼ不可能だし意味ない。だから、起こりうる前提と考えて対策を打たなくちゃならない。具体的には違法アップロード前に自社があげちゃうとか? とにかく、やるなって言ったってやるし、見るなって言っても見るんだから。法じゃ人は律せない。2019/04/23

ダンボー1号

7
2014の発行だからそれほど古くない。テレビとネットで無料で見られるアニメってどこで儲けるのだろう?観た人がまたDVD買うの?というのが不思議でしようがなかったが その疑問は解消できず。マスコミ報道ほど売れていない日本アニメ。しかし最近の訪日外国人からの旅行動機アニメ漫画というのをよく見るのでそれなりに一部に浸透し旅行収支に貢献しているのだろう。少子化により市場が縮小とよく言うが高齢化により日本人も先進国も幼稚化しているのでむしろ市場増えているのかも。2016/06/15

みどるん

7
特に驚くべきことは書いてなかった。スペインの地方言語復活に活用されていた例は知らなかった。日常系アニメは主人公が美少女であることが条件なのでサザエさんは除外って…かわいそう。2014/05/15

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