内容説明
わかりやすい『論語』を普及させた立役者が、『論語』の全巻通読を目的に、あえて五一二の章句の順序を変えずに全訳を完成した。「私の目的は、孔子の言葉を儒教的解釈から解放することだった」とする著者の訳から浮かび上がるのは、混乱した社会を生き抜く孔子の人間ドラマ、処世術の数々だ。通読して初めてわかる、悩める孔子の真の姿。
目次
第1部 孔子のことば(学而第一;為政第二;八〓(いつ)第三
里仁第四
公冶長第五 ほか)
第2部 孔子の日常生活
第3部 弟子たちのことば(有若;顔回;子貢;子禽;子夏 ほか)
第4部 『論語』の原文と読み下し文
著者等紹介
佐久協[サクヤスシ]
1944年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、同大学院で中国文学・国文学を専攻。大学院修了後、慶應義塾高校で教職に就き、国語・漢文・中国語などを教える。生徒のアンケートで最も人気のある授業をする先生として親しまれた。退職後『高校生が感動した「論語」』(祥伝社新書)がベストセラーとなり、『論語』ブームの牽引役となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yakinori
7
論語≠儒学。そして、論語は孔子が著した書物ではなく弟子たちが孔子のことばをまとめたもの。意外と知らないことが多い。構成としては2〜3行くらいの独立した短い文章の箇条書きのような感じ。しかも、本書の著者による「親しみを持って欲しい」という思いのこもった意訳。まるでtwitterを読んでいるような読みやすさ。内容としては、人としての道徳を説いたものが多い。数千年前から言われていることが未だ徹底できていない。道徳の実践とはいかに難しいことか。心に残ったことばをたまに見返したい。2019/06/08
Hiroki Nishizumi
3
表題に偽りなし。実に読みやすい。当方のような凡人は、まずこのような本で大枠を把握してから(この本の後半にもあるが)原典にあたったほうが、理解が早く正確だ。いくつかチェックしてしまった。2013/12/31
Sleipnirie
3
『論語』もここまでくだけた口調だと面白いなwwwww孔子先生がツイッターとかで弟子たちとの日常ネタとかをつぶやいてる様が想像できる。読み始めの本にいいんじゃないだろうか。ざっと流し読みした程度だけど、中身の大体は結構おもしろいし、なるほどと思える。 翻訳者いわく「論語と儒教は同じものではない。 自分は孔子のことばを儒教的解釈から開放したかった」2012/11/30
Taihei
1
孔子と弟子の言葉と分けられていて理解しやすい。2020/06/19
豪腕
0
書き下し文は読んでない。現代語訳はとても読みやすい。購入したい一冊。再読し書き下し部分も読みたい。2015/08/06




