出版社内容情報
歯を失うとさまざまな障害が体に生じる。心筋梗塞、ボケ、脳梗塞などである。著者は臨床医の立場から日本人の歯に警鐘を発する
歯が抜けたところで命に関わるものではないと思いがちである。
ところが、歯は体の機能を守る感覚器官として脳と直結しており、歯が抜けるとボケが進行したり、老化が進むことが明らかになってきている。
また、歯周病になると、メタボや糖尿病が悪化し、はては心筋梗塞まで引き起こす。
著者は見過ごされがちな歯の機能に注目し、歯を失った際の悪影響を解説していきます。
あわせて、歯を失ったひとに再度噛む喜びをもたらすインプラント治療の最先端を紹介。
歯科嫌いの日本人のために書かれた、最新版「歯」の小百科です。
第一章 歯は脳に直結している
第二章 虫歯は感染症だ!
第三章 心筋梗塞、脳梗塞まで引き起こす歯周病
第四章 チタンが変えた歯科治療
第五章 ここまで可能になった最先端インプラント治療
【著者紹介】
1946年、鹿児島県生まれ。波多野歯科医院院長。医学博士・歯学博士。インプラント治療の日本におけるパイオニアとしてスウェーデンで技術を習得。歯槽膿漏治療とインプラントを一体化した独自の治療法を確立し、数多く治療に従事している。東北大学大学院歯学研究科講師を務める。
内容説明
歯が抜けたところで、命に関わるものではないと思いがちである。ところが、歯は感覚器官として、脳と直結しており、歯が抜けるとボケが進行したり、老化が促進されることがわかってきた。歯周病になると、メタボリックシンドロームや糖尿病が悪化し、はては心筋梗塞まで引き起こす原因になるという。著者は、日頃見過ごされがちな、歯の機能に注目し、歯を失った際の悪影響を解説する。また、歯周病で歯や歯根を失った人に、歯骨再生技術による最新のインプラント治療を紹介。歯科嫌いの日本人のために書かれた、最新版・歯の小百科。
目次
第1章 歯は脳に直結している(日本人の歯は六五歳からごっそり抜ける;八〇歳でも自分の歯を二〇本残す ほか)
第2章 虫歯は感染症だ!(虫歯は減ってきている;口の中は細菌の巣窟 ほか)
第3章 心筋梗塞、脳梗塞まで引き起こす歯周病(陰気で性質が悪い歯周病菌;歯周病は老化によって進行する ほか)
第4章 チタンが変えた歯科治療(団塊の世代が歯周病危険年齢に達する;骨の研究から発見されたチタンの特性 ほか)
第5章 ここまで可能になった最先端インプラント治療(ベーシック・インプラント治療;インプラント体は少なくても対応できる ほか)
著者等紹介
波多野尚樹[ハタノナオキ]
1946年、鹿児島県生まれ。慈皓会・波多野歯科医院(埼玉県さいたま市)院長。医学博士・歯学博士。日本歯科大学臨床准教授。東北大学大学院歯学研究科非常勤講師。インプラント治療の日本におけるパイオニアの一人として、スウェーデンで技術を習得。歯周病治療とインプラント治療を一体化した独自の治療法を確立した。現在は予防歯科に力を注ぎ、小中学校や市民講座などで歯を守る活動を積極的に行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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