祥伝社新書
なぜ、町の不動産屋はつぶれないのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 251p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396112288
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0233

内容説明

倒産する会社、しない会社は、どこが違うのか?知れば知るほど奥の深い土地と不動産の摩訶不思議なカラクリ。

目次

序章 ふたたび「危機」といわれる不動産業(またぞろ聞く「バブル崩壊」と「不動産会社の倒産」;つぶれてしまった不動産会社とは、どんなところか ほか)
第1章 不動産で儲ける2つの道(なぜ、日本人は「土地」が好きなのか?;土地はスピリチュアルな存在 ほか)
第2章 不動産投資は、ギャンブルなのか?(「買って売る」のが大好きなギャンブラーたち;不動産は利幅が大きく、参入障壁の低いフリーマーケット ほか)
第3章 なぜ、町の不動産屋はつぶれないのか?(ある不動産屋の一日;町の「おじさん不動産屋」はつぶれない ほか)
第4章 「サラリーマン大家さん」のススメ(あなたの周りにもいる「不動産でラクラク」な勤め人;サラリーマン大家さんになるための心構え ほか)
第5章 「土地は裏切らない」ということを、もう一度考えよう(土地は動かせるものではない;土地は、なくならない ほか)

著者等紹介

牧野知弘[マキノトモヒロ]
1959年アメリカ生まれ。東京大学経済学部卒業。第一勧銀、ボストンコンサルティンググループを経て、三井不動産でビルディング事業本部にてオフィスビルの買収、開発、運用、証券化業務に従事。2006年J‐REIT(不動産投資信託)である日本コマーシャル投資法人を上場。現在、オフィス・牧野代表取締役。オラガHSC株式会社代表取締役。オフィス、ホテルオーナーに対するアドバイザリーや経済情勢、不動産市場に関する論説、講演活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

121
ほとんどは不動産投資の話。2011年2月発刊後、世界は大きく動いている。大災害やエネルギー問題。日本には集中豪雨など災害高リスクの地域が多い。新型コロナウイルスによる都心からの離脱。人口減少と経済規模縮小傾向。オフィスビル空室。ネガティブなことを挙げればきりがない。そんな社会でこれからの不動産業界はどうなるのでしょう。今がチャンスと捉える人もいるのでしょう。…本の内容から少し逸れました。本題の「町の不動産屋」の話は第3章。こんな社会でもつぶれない理由が確実にある。確かに目の前の土地も動いている。納得です。2021/07/24

mazda

27
日本生命が土地をたくさん所有している、という話があったのですが、かなり意外な印象でした。土地は無くならないし、一定のニーズがあれば価値が毀損しないので、投資対象としては手堅く優良なものだということが理解できました。町の不動産屋さんは、普段はテレビを見ながら無駄話をしたり、町内会の行事に積極的に参加しているそうですが、たまにくる売買の機会を逃さないように、網を張り巡らしているようです。また、近隣物件の管理を受託することも、大きな仕事のようです。派手さはないですが、地道に稼いでいるようですね。2017/03/02

ごへいもち

18
さおだけ屋のような会計学の本かと思ったら財テク本だったw2012/07/13

のぶん

11
土地自体に魅力を感じていく事の面白さ、が描かれている内容。 いいなぁ。5時でさらっと定時退社するサラリーマン大家さん。1日5回も犬の散歩に行く大家さん。具体的なことには触れてないけど、漠然と像は浮かぶ。2018/10/18

cozy-koji

8
小規模の地元密着型の不動産屋は日々どのような業務を行なっているのか。 町内会はもちろんロータリーやライオンズまで様々な会合に顔を出し、大家の代理業を行い、基本的に借金をせずに緩く業務を行なっている姿が知ることができた。そのほか細かな計算に至るまで、それなりに内容の濃い本だと思えた。12年前の本ですが基本的な事項は変わっていないかと思われる。2023/03/16

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