祥伝社新書
東京科学散歩

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  • サイズ 新書判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396112202
  • NDC分類 291.36
  • Cコード C0295

内容説明

巷では、いま散歩がブーム。東京も、改めて見ると新旧名所から名もない路地まで見所はたくさんあります。でも、ぶらぶらと街を歩きながら、ふと疑問を感じることはないでしょうか?最近、桜の花の色が白くなってきたのはなぜか?パワースポットといわれる神社の「パワーの源」は何か?東京スカイツリーは、大きな地震がきても大丈夫なのか?そうした疑問に竹内薫が答えます!身近な風景から入る科学入門。ちょっと知的で面白い、一味違う東京散歩のはじまりです。

目次

東京スカイツリーは大地震でも倒れない?―押上・東京スカイツリー
富士塚で富士登山と同じ効果がある?―千駄ヶ谷・鳩森八幡神社
桜の花の色はだんだん白くなっている?―上野恩賜公園
「パワースポット」のパワーはどこから発生している?―原宿・明治神宮
江戸前は本当に美味しいのか?―築地市場
黒い砂浜と白い砂浜の謎―お台場海浜公園
湧水の水はなぜ美味しい?―国分寺・殿ヶ谷戸庭園
不動様はなぜ五色?―目黒不動
クラゲはなぜ夏の終わりにやってくるのか?―葛西臨海公園
雨男・雨女の根拠は?―日野・高幡不動〔ほか〕

著者等紹介

竹内薫[タケウチカオル]
1960年生まれ。東京大学教養学部教養学科・理学部物理学科卒業。マギル大学大学院博士課程修了(高エネルギー物理学)。科学作家として、物理や数学にかかわる書籍執筆・講演活動を続けている

中川達也[ナカガワタツヤ]
1970年生まれ。J‐WAVEを中心に活躍するラジオディレクター。立ち上げから関わっているお散歩番組の先駆け「TIME FOR BRUNCH」では、毎週、東京を中心として各地を訪ね歩いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よこしま

23
科学のネタが入りながら、東京の各スポットを歩いて紹介する雑学本で、気軽に読めます。パワースポット関連は科学か?となると疑問ですが、その辺りはネタとして(笑)私自身も行ったことはないスポットもあり、新鮮さはありました。全国的に知られている場所を幾つか。スカイツリーの構造は日光東照宮や法隆寺などの五重塔と同じ造りで、地震でも倒れない「心柱」の構造で作られているとか。お台場の砂は黒と白があり、黒は富士山の火山灰による関東ローム層で成分は鉄分。白は神津島から運ばれて、珊瑚の死骸で元は炭酸カルシウムだったと。2014/06/16

シャトル

14
図書館本。気軽に読める雑学本。都内の名所案内とふと疑問に感じるようなことを科学的に解説。2013/03/20読了2013/03/20

スプリント

7
紹介している名所も、それと関連つけた科学エピソードもバラエティに富んでいて飽きずに読了しました。竹内さんの説明もわかりやすいです。2015/06/13

ybhkr

3
普通になんの疑問もなく生きていたことにそんな意味があったんだー!言われてみれば…なことがいろいろ。桜の花は確かに昔はピンク色でしたね。白くなった理由が大気汚染による環境変化だったとは…。ほんといつから桜の色って白くなったんだろ…。知らない間に少しずつ変わっていくんだなあ…。スカイツリーは五重の塔と同じ造りで中心部がロケット鉛筆のようになっていて大きな地震がきても重さが分散されて崩れにくいとか、夏の終わりに海辺に落ちていたクラゲが実は死んでも水分含むと毒が出るとか、へぇってなることがたくさんの本でした。2015/03/31

たなかか

3
この本読んで富士塚登頂成功 桜の花が白くなってる理由五色不動 月の錯視 ポンゾ錯視 まだ解明されてない。満月の次の日子供は生まれ、引き潮の時人は死ぬ?科学的には証明されない2015/02/10

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