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祥伝社新書
父子(おやこ)相伝―陳家の訓え

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  • サイズ 新書判/ページ数 220p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396111588
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C0295

内容説明

麻婆豆腐、坦々麺、ザーサイ。今ではどこの中華店にもある料理を日本に広め、中華の神様と呼ばれた父・陳建民。その究極の味を追いかけ、壁にぶち当たり、挫折しかけたときに二代目の息子を救った妻の一言とは…。「父と同じ味を追求するのではなく、自らの味を作り、おいしいと言ってもらえればいい」。そう気づいたときに陳建一は、偉大なる父を持った2代目という重圧から解放された。彼が父の仕事ぶりから学んだこと、そして自らが次世代の息子や弟子たちに伝え残したいこと、とは。

目次

まえがき 父と同じ「現代の名工」を受賞して
1章 父と僕の麻婆豆腐―青出之藍―青は藍より出でて、藍より青し
2章 中華の神様陳建民が辿った道―偸精学芸―芸は見て、学び、覚える
3章 四川飯店の二代目教育―持増広多―国を持ち、人を増やし、見識を広め多くを知りなさい
4章 中華の神様の遺言―低賞感微―腰低く、人を褒め、感じて、微笑んでいなさい
5章 三代目の息子に伝えたいこと―吾日三省―一日三回、自らを反省せよ

著者等紹介

陳建一[チンケンイチ]
1956年(昭和31年)、日本に四川料理を広めた陳建民の長男として東京に生まれる。東京中華学校を経て、高校、大学と玉川学園で学ぶ。卒業後、父の経営する赤坂四川飯店で修行を始め、1990年、父の跡を継ぎ、四川飯店グループ社長に就任。1993年から6年間、テレビ番組「料理の鉄人」の中華の鉄人として数々の名勝負を繰り広げる。また、父もかつて講師として出演していたNHK「きょうの料理」にも出演。2008年、父も受賞した「現代の名工」を受賞。現在、グループのオーナーシェフとして四川料理の普及や後進の育成に努める一方、講演やイベント、テレビの料理番組などで幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

4
自分はあくまでも自分であって,師匠とは異なる.もしかしたら,違う味であることによって離れていく人もいるかも知れない.しかし,いくら頑張った所で全く同じ人間になることなど不可能である.だからこそ,学ぶべきところを学んだ上で,自分というものを持つことが大切になる.2013/01/22

Koji

1
吾日三省か。2016/02/10

なかちゅう

0
料理の鉄人陳健一のエッセイ。麻婆豆腐の事、〝中華の神様”であった父陳健民とのこと、陳家に代々伝わる言葉など。最近、中国食品の問題やら何やらで中国という国に対してよい感情を持てなかったが、この本を読んだ後思ったのは「玉石混交」。特に健民氏の生き方についてそう思った。2015/01/24

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