内容説明
日本人の死因の三分の一は、心臓病。三人に一人は心臓病で亡くなっている。世界に類をみない超高齢化社会、食の欧米化、徹底的な自由競争に転じた企業内のストレスなどが、その原因だ。特に働き盛りの中高年が、ある日突然、心臓病に見舞われるケースが急増している。高血圧、高脂血症、肥満、動脈硬化などは、心臓病の大敵。放っておけば、狭心症や心筋梗塞、さらには大動脈瘤解離などに発展し、とりかえしのつかないこととなる。著者は「今、日本人の心臓が危ない!」と警鐘を鳴らし、注意を促している。本書では、あなたの命を守るため、一生涯休むことなく働き続ける心臓について、学校の授業のようにわかりやすく解説していく。
目次
序章 心臓の基礎知識
第1章 血圧とは何か
第2章 働きざかりと心臓病
第3章 突然死
第4章 心臓と性生活
第5章 心臓リハビリテーション
終章 心臓病にならないために
著者等紹介
長山雅俊[ナガヤママサトシ]
1957年埼玉県生まれ。昭和大学医学部卒。昭和大学第三内科講師を経て、2001年より榊原記念病院に入職。現在、循環器内科部長のほか、心臓リハビリテーション室長、医療連携室長、総合患者支援センター長として勤務。心臓リハビリテーション学会では、現在、理事、事務局長。2007年7月には、第4回日本心臓リハビリテーション学会木村登賞を受賞している。日本を代表する心臓専門医として日々、臨床の現場で患者に接している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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