祥伝社新書
心臓が危ない

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  • サイズ 新書判/ページ数 236p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396111557
  • NDC分類 493.23
  • Cコード C0247

内容説明

日本人の死因の三分の一は、心臓病。三人に一人は心臓病で亡くなっている。世界に類をみない超高齢化社会、食の欧米化、徹底的な自由競争に転じた企業内のストレスなどが、その原因だ。特に働き盛りの中高年が、ある日突然、心臓病に見舞われるケースが急増している。高血圧、高脂血症、肥満、動脈硬化などは、心臓病の大敵。放っておけば、狭心症や心筋梗塞、さらには大動脈瘤解離などに発展し、とりかえしのつかないこととなる。著者は「今、日本人の心臓が危ない!」と警鐘を鳴らし、注意を促している。本書では、あなたの命を守るため、一生涯休むことなく働き続ける心臓について、学校の授業のようにわかりやすく解説していく。

目次

序章 心臓の基礎知識
第1章 血圧とは何か
第2章 働きざかりと心臓病
第3章 突然死
第4章 心臓と性生活
第5章 心臓リハビリテーション
終章 心臓病にならないために

著者等紹介

長山雅俊[ナガヤママサトシ]
1957年埼玉県生まれ。昭和大学医学部卒。昭和大学第三内科講師を経て、2001年より榊原記念病院に入職。現在、循環器内科部長のほか、心臓リハビリテーション室長、医療連携室長、総合患者支援センター長として勤務。心臓リハビリテーション学会では、現在、理事、事務局長。2007年7月には、第4回日本心臓リハビリテーション学会木村登賞を受賞している。日本を代表する心臓専門医として日々、臨床の現場で患者に接している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コサトン@自反尽己

1
先日身内が心臓関係の病気で入院、それを機に心臓について勉強しようと本書を手にとった。 実に読みやすい内容で、患者やその家族に語りかけるように、心臓病についてわかりやすく説かれている。 街中で目にするAEDについても触れているが、読後はその見方や捉え方が否が応でも変わった。 心臓がいかに偉大な存在かを知ると同時に、心筋梗塞などの心臓病が誰にでも起こりうるものだということも改めて思い知った。 怠惰な自分の生活習慣や食生活を、きちんと見直さねばと思わずにはいられない。 多くの人に薦めたい一冊。【書】2010/03/06

たかD

0
心臓について知っておこうと思って読んだ.心臓と血圧の基礎知識で一章づつ費やしてから,一般的な心臓病について解説する.特に心臓病罹患率の高い,働きざかりの男性読者にむけて書かれている.全般的に表現が平易で,特に血圧の説明におけるオームの法則のアナロジーなど,わかりやすい.ただし,あくまで本書は患者が自己管理するための最低限の知識しか説明しないので,学術的な一般知識を得る―という評者の目的に適うものではなかった.30-50代の企業戦士や,健康管理に関心のある10-20代にすすめる.2014/02/16

割田菜枝

0
心臓に少しでも不安があるなら、一読の価値があります。知識としての医学書というより、実用書として価値が大いにあります。2009/11/10

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