感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
pulpo8
18
ヴァージニア・ウルフが精神病を患っていたということで、(ウルフの本を分かる分かる!と読める人はアスペルガー症候群の診察を受けた方がいいかも)精神病の勉強をしてみた。だけど、この精神科医も不思議な人ですよね(笑)。p.169「フロイトは異性にもてなかったから人の心が分からない心理学者、ユングはもてたので人の心が分かる心理学者」ってざっくりしてるな(笑)。ちなみにこの先生は「人の心なんて勉強しなくちゃ全然分からなかったですよ!」な人。学者さんってこういう人が多いのかも。2014/12/04
frosty
7
とてもわかりやすく書かれた本だったような気がする。 6年前に出版された本のため、最新の情報ではないし、ここに書かれていることを現時点で全て鵜呑みにされると、臨床心理士の道を歩んでいるものとしては困ってしまうけれど、精神医療の業界を取り巻く課題や問題点、この先自分が生きていく中で覚悟すべき点をしっかりとえられた本だったように思う。2024/05/29
ジュリ
6
精神科医は本人に配慮をしたり、薬を出したりするために、ときに本当の病気とは違った診断を下すことがある。また、日本の大学ではカウンセリングのトレーニングをほとんどやらないので、カウンセリングができない医師が少なくない。本当に信用できる精神科医を探すには、自分でしっかり確かめることが大切。2020/12/02
melon
4
項目項目で、凄く分かり易かった。2014/05/31
Hiroki Nishizumi
2
一般読者向けにやさしく書かれていることは分かるが、それでも薬など素人には分かり難いところがある。そのため偏った読み方かもしれないが、精神科は今だサイエンスになっていない印象を受けた。誰もが掛かる可能性がある以上担当医の良し悪しが治療結果に大きく響くことがないよう改善を望む。2018/01/02