祥伝社新書<br> 戦争民営化―10兆円ビジネスの全貌

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祥伝社新書
戦争民営化―10兆円ビジネスの全貌

  • 松本 利秋【著】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 祥伝社(2005/08発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 252p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396110185
  • NDC分類 390
  • Cコード C0231

内容説明

二〇〇五年五月、一人の日本人兵士の戦士で俄かにクローズアップされた戦争代行業=民間軍事会社の存在。その数は全世界に三〇〇社、総年商は一〇兆円を超すといわれる。売春とともに人類最古の職業であるという“傭兵”産業が、現代において急成長したのはなぜか。彼らは何を請け負い、どのような報酬を得ているのか。彼らに戦争を委託する各国の思惑とは…。著者は厳選した情報と自らの紛争地域での体験をもとに、世界の民間軍事会社の実態に迫る。今や巨大なビジネスフィールドと化した戦争。日本人、日本企業はこれからどう関わってゆくのか。最新情報満載の画期的レポート。

目次

第1章 身近になった戦争ビジネス(民間軍事会社で働く日本人)
第2章 古代から戦争はビジネスチャンス(古代ギリシャの戦争ビジネス;パックス・ロマーナと傭兵団 ほか)
第3章 紛争地に戦争ビジネスあり(アンゴラのアメリカ人傭兵部隊;革命と戦争市場 ほか)
第4章 アジアの歴史を変えた戦争請負屋(義勇軍フライング・タイガー;CIAのスカルノ政権を倒せ ほか)
第5章 現代の戦争ビジネス組織(戦場に関するすべてがビジネス;収益率が魅力の戦争ビジネス ほか)

著者等紹介

松本利秋[マツモトトシアキ]
1947年、東京生まれ。明治大学政治経済学部卒業。国士舘大学政治学研究科修士課程修了。政治学修士。週刊誌、月刊誌の記者を経て研究・執筆生活に。千葉工業大、国士舘大で講師を務め、英米文化事情やアジアを中心とした国際関係論等を講ずる。日本国際政治学会、戦略研究学会等に所属
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

フリスビー

9
最近読んだ新書の中では一番内容が詰まっていた。現代の傭兵組織は、株式市場に現れるような「企業」として堂々と拡大している。日本人の傭兵もいる。実際に紛争地域で警備や訓練を行っているのは、こうした民間軍事会社の社員である。中東からアジアへと軍事産業の市場も移り、アメリカは増える負担を軍のリストラとアウトソーシングで賄おうとしている。こうした軍事会社のWebサイトでは、「マスコミ取材の警護・ガイド」もメニューに入っているので当然日本のマスコミもお世話になっているはずだが、それが報道されることはない。まさに禁忌。2018/04/13

左手爆弾

2
古代から現代までの傭兵の世界史を概観!というと聞こえはいいが、特に引用元の記載があるわけでもなく、軍記物っぽく書かれていてあまり参考にならない。また、「この傭兵団はこうだった」に終始しており、そこからの掘り下げや考察はほとんどない。タイトルに忠実に答えるなら、前半の古代の傭兵の話とかはすっ飛ばして良いし、エピソードは最小限に留めて問題を掘り下げていくべきだろう。しかしまぁ、アメリカが正規軍を動かさずとも世界に影響力を持ってる理由がわかるといえばわかる。あと、リーマンブラザーズと日本との関係は勉強になった。2014/06/30

9rikaz00

1
PMCビジネスに限らず、兵器産業や軍産複合体に至るまで網羅的に言及しようとした本。だが手を広げすぎていて、かなりの分量を費やしているハンニバル、フランス革命、雑賀衆などの傭兵の歴史の紹介は内容が薄く、不必要に感じた。入門時に読むべき本なのだろうが、その割にはPMC一社一社の簡単な紹介や事業内容の取り上げなどもあって、どこかちぐはぐな印象となった。あと、とにかく誤字が多い。後半になると1ページに1つくらいのペースで誤字が出てくる。「フ、ランス」にはさすがにズッコケた2020/08/01

赤坂ナイン

1
新書、という事もあって簡略に、戦場における傭兵の歴史と概観。 傭兵について知りたい人の第一歩としてはオススメの一冊です。2009/06/19

K A

0
現代の戦争に関して、特に、太平洋戦争以降の歴史はあまり勉強していなかったので新鮮さを感じることができた。 国同士、企業の利害関係を、戦争という外交の一手段に沿って明確に記述しているため現代戦のシステムや戦後の復興ビジネスなど、日本も他人事とは思えない内容も多々あるので読んでみて得る物があった。2015/08/01

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