内容説明
二〇〇五年五月、一人の日本人兵士の戦士で俄かにクローズアップされた戦争代行業=民間軍事会社の存在。その数は全世界に三〇〇社、総年商は一〇兆円を超すといわれる。売春とともに人類最古の職業であるという“傭兵”産業が、現代において急成長したのはなぜか。彼らは何を請け負い、どのような報酬を得ているのか。彼らに戦争を委託する各国の思惑とは…。著者は厳選した情報と自らの紛争地域での体験をもとに、世界の民間軍事会社の実態に迫る。今や巨大なビジネスフィールドと化した戦争。日本人、日本企業はこれからどう関わってゆくのか。最新情報満載の画期的レポート。
目次
第1章 身近になった戦争ビジネス(民間軍事会社で働く日本人)
第2章 古代から戦争はビジネスチャンス(古代ギリシャの戦争ビジネス;パックス・ロマーナと傭兵団 ほか)
第3章 紛争地に戦争ビジネスあり(アンゴラのアメリカ人傭兵部隊;革命と戦争市場 ほか)
第4章 アジアの歴史を変えた戦争請負屋(義勇軍フライング・タイガー;CIAのスカルノ政権を倒せ ほか)
第5章 現代の戦争ビジネス組織(戦場に関するすべてがビジネス;収益率が魅力の戦争ビジネス ほか)
著者等紹介
松本利秋[マツモトトシアキ]
1947年、東京生まれ。明治大学政治経済学部卒業。国士舘大学政治学研究科修士課程修了。政治学修士。週刊誌、月刊誌の記者を経て研究・執筆生活に。千葉工業大、国士舘大で講師を務め、英米文化事情やアジアを中心とした国際関係論等を講ずる。日本国際政治学会、戦略研究学会等に所属
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