目次
はじめに 水族館の常識
第1章 水族館の不思議
第2章 水族館の動物たちの不思議
第3章 水族館のスタッフの不思議
第4章 なんでかなー?素朴な疑問
付録 水族館通の常識
著者等紹介
中村元[ナカムラハジメ]
1956年、三重県生まれ。鳥羽水族館にてアシカトレーナーを経て、巨大水族館ブームの先駆けとなった新・鳥羽水族館をプロデュース。CATVによる連続番組「水の惑星紀行」などを手がけ、2002年まで同・副館長。その後、新江ノ島水族館の監修とプロモーションに携わり、現在、同水族館のアドバイザーを務める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
京都と医療と人権の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
125
本題のとおり、「水族館の通」になれます!海に透明なドームを作ればいいんじゃない?🐠水槽はどこまで大きくできるの?🐚窓は割れないの?🐳水槽の岩は重くないの?⚓️飼育できない魚とは?🦑魚はいつ寝ているの?🐡イルカやアシカはどうやってショーを覚えるの?🐬デンキウナギで感電しないの?⚡️人食いザメに襲われないの?🦈死んだ魚は食べちゃうの?🐟️エサ代が一番高いのは?🐙 ~新書でありながら、読者の素朴な疑問に答えてくれて、水族館がより身近になります。水槽の向こうに広がる青い世界に引き込まれます!2019/06/15
はっせー
91
魚が好きな人。水族館が好きな人。これから水族館に行ってみたい人におすすめの本になっている!この本のタイトルの水族館の通になる。読む前は水族館の細かい見方や専門的な話が多いのかなと感じた。だが読んでみると私達入場者がふと疑問に思うことや確かに言われてみればわからないことなどの疑問に対して1つずつ丁寧に答えていくスタイルになっている。水族館の中で一番食事を食べるのはだれか。水族館の魚はなぜ大きく見えるのか。魚たちは寝るのか。どの質問を確かに言われて見れば知らないことばかりでついなるほどって声が出てしまう本!2022/10/28
ネジ
33
★★★☆☆ 数々の水族館のプロデュースを手がける著者による、水族館への素朴な疑問に関する一問一答。客目線の他、水族館の運営や飼育員のなり方などもよく書かれているのが特徴的。 ①アクリルガラスの出現により、水族館の水槽は飛躍的に大きくなった。(重量はガラスの半分でありながら、強度はガラスの15倍) ②水族館の水は透明度を上げるためにろ過している。関連して、海底トンネルを作って生物をそのまま見ようとしてもにごりで見えない。 ③水槽内の動物から外は夜の電車の窓から見える景色に似ている。2023/12/04
mitei
27
水族館の様子がよく分かるので良かった。特に途中で出てくる動物の写真がとても癒された(´∀`*)2011/03/25
Apple
15
水族館にいる生き物の小ネタや、水族館の運営・職員さんたちの業務など、裏側を知れる本でした。水族館愛好家の入門編〜中級者の入り口に立つことのできそうな内容でした。 そんなにマニアックな内容ではなく、「そう言えば気になるな」程度の疑問に答えてくれました。 エサの管理・方法についての記述がありましたが、バックヤードに生きたコオロギを大量に飼っているというのはやや衝撃的でした。カエルコーナーで、こんど耳を澄ませてみようと思いました。2021/06/19