内容説明
一人ひとりの困りごとに向き合い、UDワークショップで共に目指した「世界最高のユニバーサルデザイン」
目次
1 国立競技場の役割
2 新国立競技場のユニバーサルデザインに求められたこと
3 UDワークショップはどのように成功したのか 障害当事者等との対話
4 ユニバーサルデザインを備えた都市型スタジアム
5 国立競技場UDワークショップのレガシー継承
6 新たなユニバーサルデザインの地平へ
著者等紹介
〓橋儀平[タカハシギヘイ]
東洋大学名誉教授。専門:建築学、バリアフリー/ユニバーサルデザイン、福祉のまちづくり。主な活動:1994年ハートビル法建築設計標準ワーキングにかかわり、以後、国・地方公共団体等のバリアフリー、ユニバーサルデザイン法制度、国立競技場ほか東京2020大会競技場、大阪・関西万博のユニバーサルデザイン整備等にかかわる
佐藤克志[サトウカツシ]
日本女子大学建築デザイン学部教授。専門:建築計画、バリアフリー/ユニバーサルデザイン、福祉のまちづくり。主な活動:1996年からJICA専門家としてアジアの国々のバリアフリー環境推進のための国際協力活動に従事。2002年からは高齢者が居住する住宅の設計指針、バリアフリー法建築設計標準、地方公共団体によるバリアフリー基本構想検討のほか、国立競技場、成田空港のユニバーサルデザイン環境整備に携わる
川野久雄[カワノヒサオ]
大成建設株式会社設計本部プロジェクト・マネジメント部専任部長。1991年大成建設株式会社に入社、札幌コミュニティドーム(つどーむ)や札幌ドームの設計を担当し、以降スポーツ施設の設計に多く関与し現在に至る。2016年国立競技場設計管理技術者に就任し、UDワークショップを行った以降、エディオンピースウイング広島で設計統括責任者、手柄山スポーツ施設整備運営事業(2026年竣工予定)主任技術者で積極的にUDワークショップを行っている
古田安人[フルタヤスヒト]
株式会社梓設計アーキテクト部門スポーツ・エンターテインメントドメインエグゼクティブダイレクターシニアアーキテクト。1988年株式会社梓設計に入社、事務所ビル及び庁舎、空港関連施設、研究施設等を設計後、1994年からスポーツ施設の設計に関与し現在に至る
墓田京平[ハカタキョウヘイ]
株式会社梓設計アーキテクト部門AX‐teamリーダー、エグゼクティブダイレクター。株式会社梓総合研究所取締役。2010年株式会社梓設計に入社、公共施設設計、社内コンピューテーショナルデザイン推進などに関与し現在に至る。2021年株式会社梓総合研究所に取締役就任。先端技術と設計のノウハウを活用した新規事業開発に関与し現在に至る
草ヶ谷友則[クサガヤトモノリ]
株式会社隈研吾建築都市設計事務所設計室長。2011年株式会社隈研吾建築都市設計事務所に入社。スポーツ施設、事務所ビル、教育施設、駅舎、店舗等の設計を経て現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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