内容説明
大正3年(1914)東京駅開業、大正12年(1923)関東大震災、その後皇居と結ぶ行幸通り開通。100年の歳月を経て完成した、丸ノ内広場・行幸通りのデザイン。
目次
第1章 東京駅の誕生とその歴史―明治の都市計画決定から今日まで(東京駅誕生―幸運その1;皇室専用口を持つ駅―幸運その2;華麗にして大規模な駅舎―危機その1と幸運その3 ほか)
第2章 丸の内広場と行幸通りのデザイン―トータルデザインの考察と実践の記録(先行の計画検討委員会 駅前広場と行幸通りの再生計画;トータルデザインの二つの会議 トータルデザイン会議の始動と展開;植栽計画と換気塔切り下げ ほか)
第3章 駅前広場とは―日本の駅前広場の歴史と事例(日本の駅前広場のなりたち―交通の装置から都市の施設へ;日本の駅前広場のデザイン;鉄道先進国、ヨーロッパの駅前広場)