内容説明
建築史の要点と歴史的建築の見方がわかる!日本、西洋、1冊で完璧!
目次
1 ヨーロッパ建築史概観
2 日本建築史概観
3 組積造
4 軸組構造
5 木造小屋組
6 オーダーと古典主義
著者等紹介
原口秀昭[ハラグチヒデアキ]
1959年東京都生まれ。1982年東京大学建築学科卒業、86年同大学修士課程修了、89年同大学院博士課程単位取得満期退学。大学院では鈴木博之研究室にてラッチェンス、ミース、カーンらの研究を行う。現在、東京家政学院大学生活デザイン学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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更紗蝦
29
政治、経済、宗教、街並みなどに関する記述は省き、建築本体に絞って建築史全体を概観できるような構成にし、「建築を考える基礎力」を身につけることを狙った本なので、予備知識が全くない状態でもとても理解しやすいです。イラストも分かりやすいのですが、ボディコンの女性キャラクターのセンスだけはどうかと思います。こんなに胸と身体全体のバランスが不自然なキャラデザにする必要ありますか…?2020/10/19
yyrn
25
ローマやギリシャの神殿の天井が抜けているのは屋根は木製だったから、というのはホントなのか知りたくて読み始めたが、古今東西の様々な建築様式や構造を教えてくれる事典のような本ながら、一冊で現代建築にも影響を与えた歴史を中心に伝えようとしたためか、ハッキリとした答えは見つけられなかったが、この本を読んで役立つのはたぶん試験前の建築学科の学生たちだろう。そのくらい各時代の関連性が整理されて、Q&A形式で簡潔に記されているので直前チェックに打ってつけ!だが、重量物を支えるための先人たちの苦労と美意識が感じられる本。2020/12/23
かつ
0
Q&Aになっていて、あまり歴史を系統的に学べるようになっていない。イラストがメインで、文字が小さすぎ。2020/11/22