内容説明
「建築家」も「ランドスケープデザイナー」も、役割が問われる時代。しかし教育現場の多くは旧態を引きずっている。転換期に生きる、悩める学生たちへのメッセージ。「設計」のスキルを生かして、社会問題を解決する「ソーシャル・アーキテクト」になれ。
目次
第1講 建築家とコミュニティデザイナーの共通点とは(アーキテクトとしての建築家を「アーキテクト2.0」と呼ぶ;ひょんなことから「コミュニティデザイナー」を名乗ることに ほか)
第2講 建築のノウハウを使って、コミュニケーションの設計にチャレンジしよう!(私、建築をつくりたくないんです―西上女史の悩み;二〇〇五年、「つくらないことをつくる」事務所を立ち上げる ほか)
第3講 建築家はアーキテクチャについてもっと語ろう!(少しずつ自分がやりたい方向にずらす;話を後戻りさせないための方法 ほか)
第4講 一人一人の価値をエデュケートしよう!(つくることにこだわり続ける社会;コンクリートから人へ―曽根田さんの場合 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nanana
2
講演会でお二人の話を聞いたことがあるが、うまく質問を投げかけられずにいた部分が解消されまくっていた。さすが質問上手の二人の対談である。プロジェクト運営やコミュニティ形成、コミュニティビジネスのフィーはどうなっているのかといった突っ込んだ部分にまで言及していて、かなりためになった。また、大学で教鞭をもつ二人ということもあり、若者に対しての教育的メッセージや示唆に富んだ内容でもあり、私個人としては大いに激励をうけた気分。2012/08/01
kiri
1
元々興味がある山崎亮さんと最近興味が出てきた藤村龍至さんの対談ということで読んでみた。とてもわかりやすく、興味深く、言語化が的確だった。アーキテクチャ=技術の統合美。教育現場のお話にて、作家型と技術者型、双方分けてトレーニングし、自分がどちらなのか理解することが大切というお話があり、建築学科で学ぶ学生として、とてもスッキリした。一見うまくできてるように見える案、表現が下手でもよくみると素晴らしい案。自分がどちら側なのか理解して設計することで、迷いなくより洗練されたものができる気がした。2023/11/12
okbooks
1
藤村氏の話の繋ぎ方やまとめ方が的確過ぎて、自分も賢くなった気になってしまう良書。広義のデザインからコミュニティ、建築、作らないことで「作られる」関係、教育などなど。2016/10/16
の
1
何冊か読んでいるうちに、考え方の流れがわかってきた。2014/07/03
hixxxxki
1
ピンとこなかった。。2014/03/04
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