内容説明
医療の世界は今や“変革の時代”だといわれている。病院の設計をとりまく環境にも、相当の変化が出ている。第二版では、制度・法令・統計にかかわる諸項目、診療の方法やそのための機器についての記述、参考にあげた設計例などをはじめとして、LDR(出産施設)、感染症病室、感染症病棟、高齢者病棟、療養型病床群、老人保健施設、緩和ケア病棟(ホスピス)、手術部、日帰り手術、供給部を全面的に書き直し、新たな節を設けた。
目次
1 保健と医療
2 病院―人と施設
3 病院の全体計画
4 病棟
5 外来部
6 診療部門
7 供給部門
8 管理部
9 専門病院と大学病院
10 診療所と小病院
11 保健施設
著者等紹介
河口豊[カワグチユタカ]
1944年東京に生まれる。1967年千葉大学工学部建築学科卒業。1969年千葉大学大学院修士課程修了。1969年千葉大学工学部助手。1978年厚生省病院管理研究所(現国立医療・病院管理研究所)建築設備部主任研究官、建築設備部長、施設計画研究部長を歴任。1998年広島国際大学医療福祉学部教授、現在に至る。工学博士
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