内容説明
本書は、これから土木計画を学ぼうという大学・専門学校の学生・生徒を対象として、土木技術や土木事業がいかに国づくりやまちづくりの基礎になっているか、換言すれば、国づくり、地域づくり、まちづくりのあらゆる局面で、鉄道、道路、河川、ダム、都市基盤施設等の土木の働きが存在することを理解してもらうことを目標とした。さらにいうならば、これら土木の知識なくして国づくり、地域づくり、まちづくり等の政策を立てることは不可能であることを知ってもらい、前述の数値解析と合わせて大きな土木計画の世界が広がっていることを、これからの土木技術者に伝えようとしたものである。
目次
1 土木計画の目指すもの(土木計画の哲学;地球環境との調和 ほか)
2 土木計画の実際(国土づくりの指針からまちづくりまで;地域づくりのグランド・デザイン ほか)
3 土木計画と環境(環境創造の事例;環境アセスメント)
4 次世代への挑戦(国土軸構想;ジオフロント ほか)