内容説明
まちは生もの、生きている。料理次第でいかようにも変化する。日々の生活があって、仕事があって、リズムがある。レシピは組み合わせ自由、新たな発想もそこから生まれる。まずははじめの第一歩。
目次
序章 アイデアがまちを再生する
1章 点のアイデア―イメージアップすべきポイント
2章 線のアイデア―賑わいをつくり出す仕掛け
3章 面のアイデア―ちょっとしたスペースの活用
4章 光と緑のアイデア―ボリュームで考える
5章 記憶と復興のアイデア―みんなの力でゼロからスタート
6章 インフラのアイデア―中央依存から地方自立へ
終章 プラス1のアイデア
著者等紹介
柴崎恭秀[シバサキヤスヒデ]
1992年筑波大学大学院芸術研究科修了、日建設計入所。1998年柴崎アーキテクツ(SAP)設立。会津大学短期大学部産業情報学科准教授。主な作品、美術研究所デルタ、長野原のアトリエ、深沢ガレージハウス(2011年グッドデザイン賞受賞)など。まちづくり活動として福島県会津若松市大町通り・野口英世青春通り、大沼郡三島町宮下地区等に携わる。震災復興では福島県木造応急仮設住宅アドバイザー、「ふくしまの家」復興住宅供給システムプロポーザル委員等を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kyosuke
2
色温度や「あかりの重心」、ブルーの照明の効果等光の使い方(ライトアップ方法)にそうだったのか!と思う発見をした。元々分からない分野だったので、読んでみて損はなかったです。また、整形剪定の例として、二階は緑の絨毯、一階は緑の天井の例も感心しました。2013/02/08
moyk
2
greenzとはまた違って都市近郊や地方都市でのハード重視だけど、1月もあれば始められそうな町をにぎやかにするアイディアがたくさん載ってる。商店街全体やインフラに関連するものがほとんどで、どう住民のやる気を出させるか、コーディネートするかがこの手の本を何冊か読んで不安に思うところではあるけれど。 ネタ作りのきっかけやヒントとして使いやすいかと。2012/08/01