ストック時代の住まいとまちづくり―スクラップ・アンド・ビルドをのりこえて

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  • サイズ B6判/ページ数 282p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784395006984
  • NDC分類 365.3
  • Cコード C3052

内容説明

本当にストックを重視したハウジングが展開されるのか、そのための条件は何かなど、本書では今動き出そうとしているストックハウジングを探る。ハウジングの様々な局面に現れている動きのなかから、ストックハウジングの新しい芽に注目し、その発展の方向を捉える。

目次

ストックハウジングへの期待
1 マンション管理とリノベーション(マンション管理の課題―ストック時代のマンション管理;マンションの積極管理―メンテナンス工事の設計監理の経験から ほか)
2 ストック住宅の活用と長期保全(ストックを生かす住宅政策の転換;住宅ストックの活用と中古住宅居住の現状 ほか)
3 住宅地のまちづくりとコミュニティパワー(戸建て住宅地のコモン管理―マンション管理との共通性;住民が進める住宅地の協定づくり―建築協定の締結と運営 ほか)
4 ストック時代の専門家とNPO(市民と協働するまちづくりの専門家;NPOによる住まい・まちづくり ほか)
5 ストックハウジングとアジアの都市住宅(ストック重視と韓国のマンション;マンション建替え推進が教えるもの―韓国の経験から ほか)

著者等紹介

梶浦恒男[カジウラツネオ]
1938年大阪市生まれ。1964年東北大学工学部建築学科卒業。1966年京都大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程修了。1967年大阪市立大学家政学部助手、生活科学部講師、助教授を経て1989年より教授、同大学副学長等を歴任。2002年平安女学院大学生活環境学部教授、学長代理、大阪市立大学名誉教授、現在に至る。工学博士
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