内容説明
住まいは変容する家族をどう受け止めるのか。建築家・高橋公子が設計した五つの住まいと住み手からの回答。
目次
1章 住まいが時間の流れを受け止めるということ―高橋公子と住宅設計(建築との出会い、池辺陽との出会い;家族と住まいと工業化;脱モダンリビング ほか)
2章 時間の中の管の家―建替え、二世帯・夫婦ふたり・単身、そして転用へ(「管の家」の再読;その1「管の家」計画;その2「管の家」の20年)
3章 住まいが見てきたもの―高橋公子が設計した四つの住まいの現在(山口瞳の奇邸―Ya邸;書庫がつなぐ二世帯―菅邸;緑の風が通りぬける大空間―枝垂れ桜の家 ほか)