内容説明
長寿命化のための計画・設計方法の提案。建物を長く使い続けるための「しくみ」をあらゆる視点から学びとり、愛される建物とするためのライフサイクル計画を考える。
目次
長寿命建築の文化的な意義
経済行為としての長寿命設計
老朽化と陳腐化と建物寿命
木造躯体の劣化と長寿命化
鋼構造の劣化と長寿命化
鉄筋コンクリート構造の劣化と長寿命化
コンクリート系外装の劣化と長寿命化
カーテンウォール、乾式外装の劣化と長寿命化
屋根の耐久設計
建築設備と建物寿命
改修のしやすさ/構法的序列と改修周期の整合性
建物の可変性の意味を考える
インフラ、インフィル、レフィル
建物経営と新しい保全態勢
ライフサイクルコストとライフサイクル計画
大規模改修と建物の蘇生
愛される建物
著者等紹介
小原誠[オハラマコト]
1932年東京市に生まれる。1955年東京大学工学部建築学科卒業。同年日本電信電話公社建築部入社。1984年日本総合建築事務所入社。1985年工学博士。1986年広島大学工学部教授(建築計画学)。1998年文化女子大学教授現在に至る
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