内容説明
本書で提案している製図基準はJIAに参加する多くの設計組織の持つ実施設計図書作成方法を共通化し、標準化したものである。あくまでも現在の我が国の建築生産のしくみに合わせて、設計情報が十分に伝達されるには何をどう表現するか、すなわち建築の“ありよう”を正確に表現する技術を示している。
目次
第1章 設計情報伝達の基本と展開を知る
第2章 実施設計図作成基準は設計図表記の約束ごと
第3章 実施設計図作成要領は情報伝達のかなめ
第4章 設計情報伝達のツールの活用は、設計監理の意図を明確にする
第5章 竣工図書は建物のライフサイクルを支える重要情報
第6章 設計図書と竣工図書の電子情報化は、新たな価値を生む