内容説明
本書は、建築に多大の影響を与えつつ、なお絶え間なくその変容を迫る設備技術に焦点を合わせ、わが国におけるその技術の変遷を、空間デザインとのかかわりを意識しつつ、つづったものである。
目次
1 わが国の建築設備技術―その歴史と背景(建築設備の歴史;ある設備技術者の軌跡)
2 設備設計の現場から(設備の時代を目指して;付 論文抄録)
3 設備とデザイン(建築デザインと設備の統合;アトリウムの設計;官庁営繕と基準;建築設備と防災計画;水回りの設備)
4 設備教育をめぐって「鼎談」(三宅理一;安部照;藤村欽哉)