アンウィンの住宅地計画を読む―成熟社会の住環境を求めて

アンウィンの住宅地計画を読む―成熟社会の住環境を求めて

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  • サイズ B6判/ページ数 234p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784395003396
  • NDC分類 518.83
  • Cコード C3052

内容説明

イギリスで、生活の豊かさにふさわしい住まいの空間は、どのようにして実現したのであろうか。本書の基本的な問題関心はこの点にある。そしてアンウィンというひとりの都市計画家に注目し、ハムステッド田園郊外などで試みた、「アメニティあふれる空間づくり」「閉じた領域性のある空間」「コミュニティの再現」、さらには「繁栄の共有」などの考え方は、成熟社会・日本のまちづくりに多くを問いかけている。

目次

第1章 豊かさのなかの住宅地像とはなにか
第2章 開発規制条例住宅地像からの転換
第3章 ロンドンの郊外化とその生活空間像
第4章 快適性アプローチと中世主義
第5章 村落の生活と空間に学ぶ―アンウィンの住戸グループ化の理論
第6章 ハムステッド田園郊外に三つの夢を描く
第7章 住宅地をデザイン・コントロールする―アンウィンの再評価
おわりに レッチワースを再訪問する

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ymazda1

1
土地を細長に分割して各々が裏庭を大きく取るように家を建てることで、それぞれの裏庭が一体になって、安全で大きくて緑にあふれた半公半私の地域空間を創出するという100年近く前の発想には驚いたけど、それ以上に、GoogleEarthで見て、その発想が今も根強く欧米各国で生きていることに驚いた。

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