感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BananaBoyfriend
3
日本の都市の構造やディテールの見方が、茶花能碁などの伝統文化とも絡めて解説されていて面白かった。時間的空間的に変化し続ける動的な都市という日本の都市の特徴が、ダイナミックバランス(天地人)や不完全さの美徳(見えがくれ)、四季への感性といった思想の現れというのに納得。歩いて楽しいと思うまちには理由がある。最後のマンダラの話はまじで何言ってるかわからん。2020/03/24
もやし
1
日本の都市空間がを構成する概念や、技法について解説されていました。 特に「さおび」の概念(時間を軸にした空間構成)が肝となっているようでした。 またこのさおびという言葉が、わびさびのさびにつながるということを初めて知りました。 都市を考える上で完成した空間を単一のものと捉えないことは教訓としておきます。2020/01/03
佐久間
1
日本の都市空間の特性や美しさを構成や要素という視点から考察した一冊。外部空間の構成の考え方を刺激してくれる。2018/11/11
YuYu
1
設計する立場として、日本建築かなりわかりやすくまとめられていた。 空間構成をダイアグラム化したり、動詞化したり、すごい曖昧で体系化しづらいものがまとめられていておもしろかった。2017/07/23
ちや
1
大学院生がこれを書いたということで刺激される一冊。2017/06/24