出版社内容情報
「日本SFの父」と呼ばれる海野十三の隠れた名作!ある日、矢追村で巨大な甲虫が現れ、休暇で訪れていた大隅博士は「地球盗難事件」という奇怪な事件を解明していく。ほかに「怪鳥艇」併録。
内容説明
矢追村で魔の森と呼ばれている櫟林で巨大な甲虫を見つけた武夫少年は、草むらに飛び込んだまま姿を消した。休暇で村を訪れていた大隅理学士は武夫の行方を捜し始めるが、森の中で奇怪な青い閃光を見る…。洋館に住む老紳士・辻川博士の研究室に隠された怪物の正体とは?科学のロマンにあふれる表題作に加え冒険SF「怪鳥艇」併録。資料として初刊本「作者の言葉」などエッセイ8篇を収録。
著者等紹介
海野十三[ウンノジュウザ]
1897(明治30)~1949(昭和24)年。本名・佐野昌一。徳島市生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、逓信省電気試験所の技師となる。本名で科学解説や読み物の記事を書く一方、海野名義で「遺言状放送」などのSFを発表した。28年、「新青年」に「電気風呂の怪死事件」を発表して探偵作家としてデビュー。多くの科学小説を発表し、「日本SFの父」とも呼ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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