春陽文庫<br> 天保からくり船

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春陽文庫
天保からくり船

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784394904915
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

寛永寺出火を機に噴出する不可解な事件。大江戸に仕掛けられた“からくり”とは?
物語は、江戸の町で起こる不可解な事件を描き、大江戸に仕掛けられた「からくり」の正体や謎が解明されていく….江戸幻想奇譚。

内容説明

上野の寛永寺から出火した大火事。原因となった落雷の後に多数の雷獣が駆け回っていたという奇怪な噂が…。火事に巻き込まれた岡っ引き・茗荷谷の藤吉は、奇妙な現象に遭遇する。火事のさなか忽然と現れた鐘の中に、火から逃げ迷っていた娘が護られていたのだ…。芝神明町の裏店に住み傘張り内職で暮らす貧乏浪人・弓削重四郎にも、火事の頃から不可解な出来事が起きはじめる。なぜ重四郎にばかり事件がやって来るのか?重四郎とは本当は何者なのか?だんだんと繋がりゆく事件の糸…。大江戸の街に仕掛けられた壮大な「からくり」とは?―傑作江戸幻想奇譚。

著者等紹介

山田正紀[ヤマダマサキ]
昭和25年(1950年)、愛知県名古屋市に生まれる。明治大学政治経済学部卒業。昭和49年(1974年)、『神狩り』が「SFマガジン」に一挙掲載されてデビュー。以後、SFを中心に、冒険小説、時代小説、ミステリと多彩なジャンルで活躍。昭和57年(1982年)『最後の敵』で第三回日本SF大賞を、平成14年(2002年)『ミステリ・オペラ』で第五十五回日本推理作家協会賞及び第二回本格ミステリ大賞を、それぞれ受賞。「日本SF第二世代」を代表する作家の一人である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ネムコ

25
久々にSFらしいSFを読んだ。いや、最初は「さすが名人の書く時代劇は一味違うなぁ」と思っていたのでした。江戸の風俗がこれでもか、と濃密にてんこ盛りで、さすが山田正紀!とわくわくと読み進めていましたが、思えば最初から微かな違和感はあったのでした。キャラの立った登場人物が次々出てきて、敵になったり味方になったり、大立ち回りを繰り広げるのですが、どこか目的がはっきりしない。そしてラストですよ。「うんうん、やっぱこれだよな❤」SF好きの血が騒ぎました。こんな作品も絶滅しないで未来に続くと良いな。2024/08/31

ひさか

18
小説CLUB2022年12月号寛永寺炎上、2023年1月号七夕怪談・鐘ヶ淵、2月号深川唐人踊り、3月号大江戸天文台、5月号九十九、7月号永代築地芥改め、8月号大江戸胎内道、9月号江戸幻想談、を2024年3月光風社刊。2024年7月春陽文庫化。こういうノリの話は最近少ないし、山田さんも遠のいていたように思う。話のタイプとしては古いのだろうが楽しい展開で満足。2024/12/31

イシカミハサミ

14
冒頭でがっちり掴まれたけれど、 そこからあまり発展しないままオチにいっちゃった感じ。 中盤敵を1体ずつやっつけていくんだけれど、 主人公がそこまで鍛えぬいたような描写ではないので 納得感が薄い。 オチからの逆算にしても なぜそのフリがこのオチにたどり着くのかもわからない。 ミステリーじゃないのでそもそもそこの整合性が大事なわけではないだろうけれど。 主人公の造形はすごく魅力的。 平成6年初版の作品なので、そのあたりを差っ引いて読む必要はあるかも。2024/10/17

hirokazu

4
単行本1994年刊。文庫2024年7月刊。長らく待っておりました。なぜ30年も文庫化されなかったのかと言いたくなる。ミステリ評論家の日下三蔵氏(本書の編集者でもある)が、「(連載掲載誌の)最終回で驚愕の叫び声をあげてしまった」という伝奇時代小説の傑作。2024/07/28

たけ

2
★★☆☆☆ あの山田正紀が江戸時代小説を?と惹かれて買った。 途中までは楽しく読めたので、★ひとつにはしないが、買って損した。 小説なので、そりゃ何でもありだが、久しぶりに後味が悪い本。 そのタイトルもね〜、と興醒め。2024/08/22

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