春陽堂文庫<br> 天保図録〈4〉

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春陽堂文庫
天保図録〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 544p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784394904526
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「砂と器」「点と線」「黒革の手帖」――
今も読み継がれる社会派ミステリーの巨人が書いた時代小説が春陽文庫としては初登場。
天保の改革を壮大に描く時代長編!(全四巻)

市中の混乱、行き詰まる工事、高まる批判……
水野失脚へのカウントダウンが始まった──。

市中と経済に大混乱をもたらしている改革、その成功を確信していた水野越前守忠邦だったが、自らの政治生命を賭けた印旛沼開鑿(かいさく)工事の行き詰まりは誰の目にも明らかになってきた。改革のもう一つの柱・大坂十里四方上知令には紀州家が猛反発、そこにかねてからの大奥の不満と、かつて政権から追放された者たちが合流し、水面下で静かに始まった反水野の動きは、次第に隠しようのない大きなうねりになっていく。そして水野の右腕・鳥居耀蔵が動く──。もはや改革失敗と水野失脚への流れは、確定しつつあった。壮大な挑戦の物語は、いよいよ完結へ!

内容説明

市中と経済に大混乱をもたらしている改革、その成功を確信していた水野越前守忠邦だったが、自らの政治生命を賭けた印旛沼開鑿工事の行き詰まりは誰の目にも明らかになってきた。改革のもう一つの柱・大坂十里四方上知令には紀州家が猛反発、そこにかねてからの大奥の不満と、かつて政権から追放された者たちが合流し、水面下で静かに始まった反水野の動きは、次第に隠しようのない大きなうねりになっていく。そして水野の右腕・鳥居耀蔵が動く―。もはや改革失敗と水野失脚への流れは、確定しつつあった。壮大な挑戦の物語は、いよいよ完結へ!

著者等紹介

松本清張[マツモトセイチョウ]
明治42年(1909年)福岡県北九州市(現)に生まれる。昭和28年(1952年)「或る『小倉日記』伝」で第二十八回芥川賞を受賞する。『ゼロの焦点』『砂の器』などの作品がベストセラーとなり、社会派推理小説ブームが起こる。時代小説もてがけ、日本の古代史にも強い関心を示し、多数の著作を遺している。平成4年(1992年)死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ブラックジャケット

12
やはり権力闘争と清張節はよく似合う。印旛沼開削が水忠邦のアキレス腱となってきた。反水越網も老中土井利位、大奥、紀州藩と強力布陣。鳥居耀蔵でさえ土井に内通する有様。落日は早かった。すでに幕末の足音さえする。この時代の大きな曲がり角に著者は様々な人物を配置し、強烈な楔を打った。キナ臭い国際関係から、闇の人物まで、世界観の構築も大きく、かつ細緻。その中でも悪の代名詞のような本庄茂平次の暗躍は、読者の旺盛な咀嚼とぴったりマッチする。この松本清張の力作は、歴史小説と時代劇の両方が味わえるダブル天保バーガーだった。 2024/06/30

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