春陽文庫<br> 天保図録〈2〉

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春陽文庫
天保図録〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 512p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784394904496
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

新たな権力者として天保の改革を推し進める水野越前守忠邦。その懐刀の鳥居耀蔵は策謀を遂行し側用人であった水野美濃守の領地と屋敷を取り上げ信州に追放することに成功する。さらに陰謀によって南町奉行矢部駿河守を追い落とし、自らが南町奉行となると、江戸には隠密の網が巡らされ、陰の権力者となった耀蔵に取り入りたい者たちが諜報を競った。改革による苛烈なまでの締め付けで町に怨嗟の声が満ちるなか、耀蔵らの専横を糺さんとする反撃が、静かに始まっていた──。改革を進める者、翻弄される者、ひと儲け企む者──それぞれの姿を活写する時代長編。

内容説明

新たな権力者として天保の改革を推し進める水野越前守忠邦。その懐刀の鳥居耀蔵は策謀を遂行し側用人であった水野美濃守の領地と屋敷を取り上げ信州に追放することに成功する。さらに陰謀によって南町奉行矢部駿河守を追い落とし、自らが南町奉行となると、江戸には隠密の網が巡らされ、陰の権力者となった耀蔵に取り入りたい者たちが諜報を競った。改革による苛烈なまでの締め付けで町に怨嗟の声が満ちるなか、耀蔵らの専横を糺さんとする反撃が、静かに始まっていた―。改革を進める者、翻弄される者、ひと儲け企む者―それぞれの姿を活写する時代長編。

著者等紹介

松本清張[マツモトセイチョウ]
明治42年(1909年)福岡県北九州市(現)に生まれる。昭和28年(1952年)「或る『小倉日記』伝」で第二十八回芥川賞を受賞する。その後、『ゼロの焦点』『砂の器』などの作品がベストセラーとなり、社会派推理小説ブームが起こる。時代小説もてがけ、日本の古代史にも強い関心を示し、多数の著作を遺している。平成4年(1992年)死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ブラックジャケット

13
幕府の改革の実態は、貨幣経済の進展に取り残された米穀経済の閉鎖性に囚われていた。小手先の倹約令では行きづまる。水野忠邦は貨幣改鋳で財政危機を脱し、印旛沼干拓で運輸の改革と新田確保をねらった。どちらも幕府の金座御金役改の後藤三右衛門が重要な役割を果たす。既得権益を守る勢力も根強い。大奥はその牙城だった。改革の大号令の実施は町奉行の力量にすべてがかかる。鳥居耀蔵配下の本庄茂平次は汚れ役として暗躍する。対する旗本の飯田主水正が立ちはだかる。幕府上層部から大奥、末端の女郎まで著者の筆は快調に走る。第三巻へ。

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