出版社内容情報
リノベーションは水回りなど傷んだ箇所を直し、耐震や耐久性、断熱性能を上げるだけでではありません。
住み手の望む暮らしに合わせて既存の住宅を生まれ変わらせる技術と言えます。
壊せばゴミになる古家も、リノベーションによって新しい命が吹きこまれ、さらに数十年の寿命をのばせれば、地球環境にとってもプラスになります。都市部とその周辺部を中心に、リノベーションを成功させたおうちを紹介します。思い描いた暮らしを手に入れ、地球環境にもお財布にもやさしい家づくりの参考になる1冊です
内容説明
あらたな豊かさと、人生観。他では得られない価値観がここにはある。時代を重ねた古民家の再生、古家の自分流へのアレンジ…オーナーと施工会社、双方の生の声による、豊富な成功例とノウハウ。
目次
第1章 時代を重ねる古民家再生(茅葺き古民家で見つけた暮らしの愉しみ―奥田さんの家 茨城;明治6年築の古民家を文化と国際交流の拠点に―岩井さんの古民家 東京 ほか)
第2章 昭和の家を自分流に(路地裏にひっそり息づく、隠れ家のような長屋―土居さんの長屋 大阪;実家の隣、懐かしい趣を残した昭和の家―Eさんの家 大阪 ほか)
第3章 集合住宅を直して住む(豊かな自然環境を取り込む団地リノベーション―山下さんの家 神奈川;好きな物に囲まれて、自分の巣をつくる―Nさんの家 東京)
第4章 手間ひまかけてセルフリノベ(借家をDIYリノベーション。町に開く場をつくる―大田さんの家 埼玉;プレハブの作業小屋を直して住む―私の家 埼玉)
第5章 古家リノベーションを成功させるためのQ&A(リノベーションできる建物、できない建物はどのようなものでしょうか;リノベーションに適した古家の選び方 ほか)
著者等紹介
平山友子[ヒラヤマトモコ]
東京生まれ。出版社、編集プロダクション勤務を経て、1991年からフリーランスのライター。木造住宅やそのつくり手、林業・製材の取材を行っている。特定非営利活動法人小川町創り文化プロジェクト理事
飯貝拓司[イイガイタクジ]
和歌山県出身。1980年青山学院大学理工学部卒、学生時代に広告研究会に所属したのがきっかけで写真の道を志し、主に住まいや食を撮る。2000年頃より北欧やドイツを中心に欧州の家を多く訪ねる。今はそれぞれの環境で素敵に暮らす人々やこだわりの物、空間に出会えることが喜びとなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
クドアンヌ
kaz