残酷な遊戯・花妖―坂口安吾作品集

個数:
  • 動画あり

残酷な遊戯・花妖―坂口安吾作品集

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 301p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784394903925
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報



戦後の新聞小説『花妖』の原型は、戦前に書かれていた!安吾が生涯追い求めた長篇のヒロイン“雪子”。その名を持つ魔性の女を描いた、新発見小説「残酷な遊戯」と“安吾文学の一つの頂点”と評される「花妖」オリジナル版など花粉舞い散る妖かしの系譜をたどる作品群。

内容説明

戦後の新聞小説『花妖』の原型は、戦前に書かれていた!安吾が生涯追い求めた長篇のヒロイン“雪子”。その名を持つ魔性の女を描いた、新発見小説「残酷な遊戯」と“安吾文学の一つの頂点”と評される「花妖」オリジナル版など花粉舞い散る妖かしの系譜をたどる作品群。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

蔦屋重三郎そっくりおじさん・寺

73
先日、坂口安吾の未発表小説の原稿が発見された。それがこの『残酷な遊戯』なのだが、実はこの小説は本当は無題なのだ。実は安吾は書き終わってから題を付けるそうで、要するにこの原稿は書きかけ(未完)なのである。そして驚くのは、本書に収録された小説(一部戯曲あり)の全てが未完の、1冊丸ごと書きかけ作品集なのである。ラストが表題作のひとつ『花妖』なのだが、これは青空文庫にも出ていないので、未発表同様に買う価値がある(未完だが)。ただ、ここに収録されている作品はシンクロしており、『花妖』で結実と見れる(未完だが)。2021/02/12

Hong Kong

14
残酷な遊戯のみ耳読。未完と書かれていたのに、あまり気にせず、庭仕事。次第に引き込まれていって、、、。あああ、なぞなぞブック。2022/01/13

柊渚

14
「昔、私、このお部屋に住む夢を見てゐたのだわ。今日一日だけ、昔の夢に生きさせて」 愛する男への復讐に心を燃やす雪子。その無垢で残忍、妖艶な姿に酔いしれる。理知とは狂気のようであり、気品とは媚態のような。未完であることが口惜しいほど面白かった😭 好きな人に首を締められ朦朧とする意識の中、苦悶や絶望とともにどうしようもなく快感を感じ取ってしまうのかなり性癖だったのですが…好きだったのですが……🥺あと安吾の読点が多くて息切れしたような文章も心に迫ってくるものがあってやっぱり好きだなあ。2021/06/21

ハルト

11
読了:◎ 坂口安吾の未完小説集。「小さな部屋」「山麓」以外は全て未完。そして完成作品と「麓」以外には、『雪子』という妖婦が出てくる。「残酷な遊戯」の、ピストルで妹に殺された姉がすなわち雪子のことである。一人のだらしのない男に惚れてしまい、精神を崩してしまう雪子。そんな雪子の鬼気迫るさまを書いてあるが、未完なので、物語がどのような結末をつけたのかは謎のまま。本書の約半分のページを使う「花妖」もまた雪子が狂気を匂わせながら、愛に彷徨している。完成作が読みたかったな。2021/03/28

水生

2
作品がいくつか収録されてるが名前が同じ人物がまたがって出てくるし話もどこか似ていて関連を感じさせるものとなっている。そのせいか通して読むと何か不思議な気分になってくるが話ごとの違いを味わうのも中々味わい深い。仕方のないこととはいえ未完の話は読み終わったあと少し寂しい。2021/03/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17331307
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品