内容説明
芥川龍之介の姪であり、長男・比呂志の妻である芥川瑠璃子。娘の耿子が綴る文学・芸術一家の家の中。瑠璃子詩篇収録。
目次
芥川の家の中で（芥川家と西川家；従姉弟たちとの青春時代；芸術と生と死と；詩集『薔薇』の誕生；二人きりの劇場；晩年）
瑠璃子詩篇
著者等紹介
芥川瑠璃子［アクタガワルリコ］
１９１６年東京生まれ。詩人・随筆家。夫は俳優・演出家の芥川比呂志。芥川龍之介の次姉ヒサの娘で、龍之介の長男である比呂志は従弟にあたる。２００７年没
芥川耿子［アクタガワテルコ］
１９４５年神奈川県生まれ。エッセイスト。芥川比呂志・瑠璃子夫妻の三女として生まれる。祖父芥川龍之介の未亡人文に寵愛を受けて育つ。子育ての傍ら、童話、随筆を発表する。さらにワイドショーの司会者などテレビ番組の世界で活躍（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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saba
1
長く結核を患い、病院と稽古場を往復しながら舞台の合間に手術。「誓いをたてた仕事なのだ」って鬼気迫るな…芥川比呂志氏の舞台見てみたかった。父母両方に良く似た超美男だが、陰がある。父の死、そのとき死ということを理解できる年齢であったのは長男比呂志くらいであったろうか？瑠璃子さんは自分の詩について多くは語らなかったようだけれど、演劇的で静かな映画のよう。2022/01/05
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