内容説明
不動の体、クリアな意識。彼らは何を思うのか。心はそのままに、動けない、話せない。難病ALS患者の思いを世界中の人へ!
著者等紹介
武本花奈[タケモトハナ]
写真家。埼玉県熊谷市出身。大学卒業後、都内コマーシャルスタジオ勤務。独立。広告・書籍の写真などを撮る傍ら、2014年ALS患者・藤元健二氏の手記を担当したことをきっかけに、難病ALS患者の取材を開始。2018年より写真展「THIS IS ALS―難病ALS患者からのメッセージ」として作品の発表を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Yuka
8
6月21日は世界ALSデーなので読んでみた。 美談ばかりではなく、残酷な現実もあり、ページをめくりながら一喜一憂を繰り返し、たびたび行間から「あなたならどうする?」と問いかけられているような気持ちになった。 私は病気も治せないし時間も戻せないけれど、患者さん達が現代社会で抱える辛さの中に、社会で解決できるものがまだあるはずと信じて、できることを考えたいと思った。2025/06/16
中村 征仁
1
自分の友達もALSを患っています。この本を読んでみて、ALSという病気と向き合って日々をすごしている患者さんに軽々しく言えないとは思いますが、皆さんの心の強さ、生きることへの思いを感じました。そして皆さんから沢山の力をいただきました。自分に何が出来るのだろう?とも考えさせられました。友達とも、もっと笑いあいたいと思います。話もしたいと思う。彼と一緒に色々なこともやりたい。今後、友達を通じて皆さんと触れあう機会もあるかもしれません。そのときは皆さんと一緒に、生きるということを全力で感じたいと思いました。2020/03/09
ブロッコリー
0
図書館。色々な生き方がある。