出版社内容情報
作家と医学博士の二刀流・木々高太郎
探偵小説界初の直木賞作家による心理ミステリの傑作、待望の文庫化!
初恋の記憶に囚われた男の数奇な運命――
名探偵・大心池先生の精神分析は?
装画・横尾忠則 装丁・柳川貴代
あらすじ
大学助教授の相生浅男は、異母妹・夏子の婚約者がかつての教え子・柿岡初雄だと知るが、初雄の想いは初恋の相手・芳川比叡にあった。そして、その比叡は浅男の生き別れた実の妹で、既に病死していた……。精神医学の教授・大心池先生による分析は? 同じく大心池先生が登場する「オリムポスの山」など初文庫化短篇三本と、巻末資料には大下宇陀児によるエッセイ「わが人物評」ほかを収録。
◎解説・日下三蔵
【目次】
彼の求める影
オリムポスの山
細い眼の孫娘
悪い家系
巻末資料
鬱然たるの大樹…大坪砂男
わが人物評 木々高太郎…大下宇陀児
一つの態度(木々君の作品について)…大下宇陀児
木々さんのデビュー…水谷準
三つの関係…江戸川乱歩
『彼の求める影』覚え書き…日下三蔵
内容説明
大学助教授の相生浅男は、異母妹・夏子の婚約者がかつての教え子・柿岡初雄だと知るが、初雄の想いは初恋の相手・芳川比叡にあった。そして、その比叡は浅男の生き別れた実の妹で、既に病死していた…。精神医学の教授・大心池先生による分析は?同じく大心池先生が登場する「オリムポスの山」など初文庫化短篇三本と、巻末資料には大下宇陀児によるエッセイ「わが人物評」ほかを収録。
著者等紹介
木々高太郎[キギタカタロウ]
1897(明治30)~1969(昭和44)年。本名・林髞。山梨県生まれ。慶応義塾大学医学部卒、同大学で助教授を務める。1932年、留学生としてソ連でパブロフに師事。1934年、海野十三の勧めで探偵小説の筆を執り、「新青年」に「網膜脈視症」を発表してデビュー。1936年『人生の阿呆』で第四回直木賞、1948年「新月」で第一回探偵作家クラブ賞短編賞を受賞。「推理小説」という用語を提唱し、松本清張を強く推薦するなど文学派の重鎮として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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